HHKB Studio 1年使用の長期レビュー
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
HHKB Studioが2023年10月に発売され、私は10月31日に注文をして、使い始めました。
そろそろ1年が経ちますので、長期レビューをしたいと思います。
私の使用環境
私は、HHKB StudioをMacBookと接続し、執筆に使うことがほとんどです。
noteもそうですし、たまに入る税理士等の専門家としての記事執筆でも使います。
Windowsに繋げて、Office系アプリを使うということはしていません。
1年間の使用で感じた点
静電容量無接点方式だと思って叩くと疲れる
HHKBの代名詞は静電容量無接点方式でした。このStudioでメカニカルが採用されました。
なるべく静電容量無接点方式に寄せるようにしているのかなと思いますが、やはり若干浅いため、静電容量無接点方式のように、深く叩いていると指先が疲れるなと感じます。
1時間くらいの執筆であれば、なんとか耐えられますが、それ以上になると、少しシンドイです。
トラックポイントは良好
HHKBStudioの特徴はトラックポイントを付与したことです。
私は、ThinkPadユーザーでもあるので、トラックポイントは慣れていて、同じような感覚で使うことができます。
また、クリックも同じ、メカニカルなので、叩き心地も良好です。
MacBookを使う時に、Magic Track Padを出さなくて、操作できるのは便利だなと思います。
スライド機能は特に使わない
HHKB Studioの特徴として、キーボードの左右側面と下部にスライド式のスキャーパッドというものが機能されています。
この機能は私の用途では、特に使わないというのが正直なところです。
ExcelやPowerPoint等では使えるのかもしれませんが、HHKBのファンクションキーのないキーボードでは、オフィス系ソフトとの相性も悪いので、使おうと思わず、ほとんど使っていません。
結論
HHKB Studioを1年間、使ってみての感想としては、概ね満足ですが、44,000円という金額は費用対効果の面からは良くないと言えるかと思います。
20,000円代であれば、非常に良いキーボードだと思いますが、44,000円はやはり高いと言わざるを得ないかなと思います。
私としても、使用用途が文字打ちデバイスだからかもしれません。
その他、写真現像や動画編集などで使っている方で、トラックポイント、スライド機能をフルに使っていれば、費用対効果は高いかもしれません。
積極的なおすすめはしませんが、金銭面に余裕があって、興味がある方はぜひ。