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会計コンサルの楽しさ

東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
私は、2010年に監査法人に入所してから、会計監査を中心に業務をしていきました。
しかし、2016年頃に会計監査だけでなく、コンサル業務もしてみたいと思い、希望を出して、会計コンサル業務も並行するようにしました。
今でも会計コンサル業務もメニューの一つとして仕事をしています。
そこで、今回の記事では、私が考える会計コンサルの楽しさについて記事にしたいと思います。


私がやってきた会計コンサル

私は、監査法人時代は、公会計の事務所にいた関係で、当初は会計監査を導入するためのコンサル業務をやっていました。
現状の処理と会計基準の差を分析し、それを埋めたり、内部統制構築の支援をしていました。
そのほかには、収益認識会計基準やIFRSの導入コンサル、会計処理に関する相談業務を実施していました。今は新しいリース会計基準の導入コンサルもやっています。

会計基準と真剣に向き合うこと

前述したように私がやってきた会計コンサルは中身としては、会計基準導入系のコンサルが多いです。
その時には、会計基準をしっかり読み込んで検討していきます。どういった考えで会計基準が作られているか、またクライアントの実情に合わせた時にどうなるのか、その検討の過程が楽しいと思っています。
単純に私が会計基準が好きというのもあるのだと思いますが。色々と背景を知っていくと会計基準はもっと面白くなっていきますね。

仮定をして検証していくこと

コンサルをする際には、自ら仮定を出して、それが合っているかどうかをデータ分析をする等で検証していくことが場合によってあります。
正解が見えない中で作業をしていくので、途方に暮れることも多かったりしますが、仮定がうまくハマった時は一気に楽しくなります。

資料作成

コンサルをやると定例会等をチーム内、クライアントと行います。その際の資料作成も結構楽しいです。
どうやると見やすいのか、伝わるのかを考えながらやっていくのですが、うまく資料ができたときは楽しいですね。
私自身はパワポも結構好きなので、そこも楽しいポイントなのだと思います。
もちろんダメだしもたくさんされますが、その都度勉強になります。
また、他の人の作例を見ることも非常に勉強になりますね。

会計監査にも活かせる

会計基準導入系のコンサルは当然ながら、会計監査にも活かせることができます。
コンサルをして上で、会計監査に入ると、見え方が違ってくるので、早めにアラートを出したりすることで、バリューも出せるのではないかと思います。

最後に

本日の記事は以上となります。
ここ数年は、監査法人も会計コンサルに力を入れていることもあり、人員数も増えてきたのかなと思います。
合う合わないはあるとは思いますが、ハマる人には本当に楽しい業務だと思います。
今後も会計基準をはじめ、色々な改正があると思います。その時にいち早く勉強して、価値提供をできると楽しくなっていくと思います。

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