Vol.1 しゅんって中の上だよね
今回から新しく
「今まで直接言われた印象に残っている言葉シリーズ」
と題し、紹介して当時は言われてどんな想いだったのか、なぜ今もなお覚えているのかなどを書いていこうと思う。
1. 中途半端な選手
記念すべき第1回目の言葉は
「しゅんって中の上だよね」
これは高校2年生のときにサッカー部の同期(ちっちゃくて生意気でヒヨコみたいな奴)に言われた言葉である。
予め言わせてもらうと、ここでいう「中の上」とは顔面偏差値のことではない。顔面偏差値はもっと適当なランクである。(高いも低いも言ってないのであしからず)
サッカーのプレーについて言われたことで悪口で言われたわけでもなく、たわいもない会話の中で言われたことなので本人は絶対に覚えていないだろう。
確かに僕は爆発的に足が速いわけでもなく、ガタイもいいわけでもない。では技術が抜群かと言われると残念ながらそうでもない。
どれも「そつなくこなせる」レベルだよねみたいなニュアンスで言われたと思う。
良くいえば「器用な選手」
悪くいえば「特徴のない中途半端な選手」だろうか。
当時はこの言葉、自分に価値がないのではないかと結構なショックを受けた。
悪い意味の方で受け取ってしまったのである。
前のnoteでも書いた通り、僕はこの頃サッカーが上手い人に対して劣等感を持っていた。その同期は小さいながらもドリブルのキレがあり自分の特徴というものを持っていた。そのため、嫉妬心があったのだろう。あの時は器がちっちゃくてごめんね。
それが今では、「結構な褒め言葉やんけ」と思えたのにはどんな心情の変化があったのかを考えてみたい。
2. 100万人に1人の存在
この言葉をポジティブに捉えられるようになった1番の要因は、
「藤原和博流、100万人に1人の存在になる方法」
という記事を見たからだろう。
これは題の通り、100万人に1人というかなり希少性のある存在になるためにはどうすればよいかということが記されている最強の記事である。
その気になる内容は
3つの違う分野で100人に1人の存在になれれば、その3つをかけ算して100万人に1人の存在になろうというものだった。
ビジネス用に書いてあった記事だが、その時の僕は人生にも置き換えられるのではないかと思った。
東大卒でクイズ番組などで活躍している伊沢拓司さんなんて最たる例ではないか。
3つどころかあらゆる分野で100人に1人以上の知識量をもち、それを掛け算することによって「東大王」という唯一無二の存在になっている。
それを知った僕は自分の価値を上げるためのある戦略を思いついた。
3. スペシャルワンになるために
「当たり前ができていない奴が多い」
皆さんどこかしらで聞いたことがあるセリフではないだろうか。物事の基礎ができていない人が一定数いるということだ。僕はそれを逆手にとって、
あらゆる物事の及第点を取りまくれば自分の価値が上がるのでは!?!?
そう思ったのである。
そこからは、
・挨拶を元気にする
・時間と約束は守る
・部屋の掃除をする
・毎日スキンケアをする
・自炊をする
といった「世の中の当たり前」と思われることを意識しながら生活した。
すると不思議なことに結構人生が充実してくるのである。
当たり前は重ねることで「珍しい」にする事ができることを知った僕の次の目指すステージは平均以上の能力を増やすことである。今までは最低限より上を意識していたが、次は少しレベルアップさせて平均以上の人間になりたいと思う。
平均より仕事ができる。平均より優しい。平均より面白い。平均より歌上手い。などなど。。。どんないい事が待ち受けているのかが楽しみで仕方がない。
最後に、この一見くだらなそうで深いかもしれないことを気づかせてくれたヒヨコ!ありがとう!
久しぶりに会ってまたバカやりたいな!!
皆さんも独自のスペシャルワンを目指してみてください。
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