MUP)week27
『事業投資編』
今編は、『事業投資編』です。これまで学んできた資産運用スキルも終盤になってきました。実際に事業を行うにはどうすればやりやすいのか?どうやって稼げば良いのか?と言ったポイントを再確認して行きます。
✔︎事業投資は何から始めるべき??
「自己投資を行わないとスキルが身につかない」「人脈を形成しないと事業投資をして、その後に経済投資をしようとしても元本がない状態ではどうしようもない」とお伝えしてきました。
では、その元本を作るために事業投資を行っていくのですが、AIを使って効率化や事業化は難易度が高いかと思います。なので、地に足をつけて営める店舗事業を行うとして話を進めて行きます。
かなりはじめの回で、我々のお金の稼ぎ方には『TIME IS MONEY(時間をお金に)』『RESULT IS MONEY(成果をお金に)』『KNOWLEDGE IS MONEY(知識をお金に)』の3通りがあることをお伝えしました。しかし、TIMもRIMも時間をお金に変えているので、1日に稼げるのは数百万円になります。ですが、RIMやKIMはスキルや知識をお金に換えているので1日に稼げる量は無限大ですし、費やす時間を自身の加減で変える事が出来ます。
サラリーマンに起業をしない理由を聞くと「頭が良くない」「稼げない」「年だから」と言われます。
しかし、実際に起業している人みんながはじめから頭が良いわけではないですし、はじめから稼げているわけでもありません。30歳過ぎてから起業する人も多いです。
✔︎店舗事業の始め方
実際に、MUPの創業者である竹花貴崎氏がハイカラ屋(ハイボールと唐揚げのお店)を立ち上げた時は以下の通りです。
・初期投資521万円(累計投資コスト560万円)
・累計コスト116万円
・過去6ヶ月の月平均利益11万円
・全体ROI期間4.1年(投資利益率。投資資金を回収するのに4.1年)
と長期的な成功を考えたスタートとなっています。
実際に、はじめの1〜2ヶ月は赤字で、うまくいけば3ヶ月目にして黒字というような感じで徐々に成長して行きます。
このハイカラ屋はどのようにして成功して言ったのか早速見て行きましょう。
【コンセプト】:〇〇専門店、〇〇のお店
〇〇屋であったり、〇〇商店という名前をつけたとして、お客さんが食事をしに行くときにイメージするのはその店のメニューです。なので唐揚げ=ハイボールのイメージを取り入れて、唐揚げ専門店という形で、「唐揚げを食べたければこのお店!」というイメージをしやすくしました。
また、お店のロゴも唐揚げとハイボールを連想させるキャッチーで分かりやすいものにして、視覚から入った情報が脳に残りやすいデザインにしてあります。
【立地】:チェーン店のある場所から50m以内
スターバックスやマクドナルドがとても良い立地に立っているのにお気づきでしょうか?あれは、大手が実際に立地調査に数千万というお金をかけているためであり、その結果として出店すればいつもお客が入っている状態を作り出せているのです。
なので、立地調査にお金をかけられない私達は、大手チェーン店の立つ場所が好立地である事を認識しておき、近くに出店する事を覚えておきましょう。
【物件】:完全居抜き
なぜ物件は居抜きを選ぶべきなのでしょうか??これは、危惧や内装等全てを一から作り上げると、かなりの費用が掛かります。そのため、すでにある設備を利用できる居抜き物件を選ぶようにしましょう。
また飲食店を営む場合はカウンター席は重要です。というのもお客さんが1人でも入りやすいですし、お客さん同士の会話も広がります。
席数も20席以内であれば、アルバイトを雇う事なく1人で運営をやって行くことも可能です。
【契約】:解約告知半年以内
店舗の契約をする時、退去の連絡が半年以内にするようにしましょう。これは、1年間での契約の場合にもしも事業が駄目であったとしても家賃は払い続けなければならなくなります。これは、無駄なコストを生む可能性があるので、注意が必要です。
また、オーナー契約では半年分の給料は保証してあげましょう。半年以降は、利益30%、初期投資資金回収後は50%を分配するような内容で店長契約するようにします。店長の頑張り=自分の収入にダイレクトに繋がる方が良い店作りを店長本人がやってくれるようになります。
【価格】:周りより高く、絶対に安売りしない
まず、セット価格を設定するようにします。これは、大手チェーン店でもセットメニューを出しているように、客単価を上げることができます。また、メインや個数腕販売できる物は、1個単位から個数で選べるようにします。
次に、サブスクモデルを取り入れられるようにします。竹花氏のハイカラ屋の場合、月10000円でハイボール飲み放題とされています。結局、ハイボールに他の食べ物を頼まれるので利益を生む事が出来ます。
また、周りより決して同じやそれよりも安い値段で勝負しないで下さい。むしろ高い値段で勝負して行くべきです。安売りでやって行けるのは、資本力のあるところや原料の流通網を抑えているところです。高い値段で勝負をし、その分プラス〇〇の施策で差別化を図りましょう。
【メニュー】
飲食店の場合は、辛いものをメニューに入れておくべきです。これは、辛いものを食べると飲み物が欲しくなるので、客単価を上げる事が出来ます。
また、『ジャム理論』というのがあって、場合によっては豊富なメニューがストレスになる時があります。選択肢が多過ぎるとお客さんは、選ぶのに疲れてしまい、結果的に買ってもらえない事もありますので、『ジャム理論』ていうのがありことだけ覚えておいて下さい。
【認知】
同じジャンルのお店がやらないような施策をやって、認知してもらう事が集客につながります。昼のランチに小グラスにビール一杯をサービスで提供してみたり、美容院で好みのアロマを焚いて上げるなどです。
【リピート】
現代は人はお店に行くのではなく、人は人に会いに行く時代です。言わば『人検索』です。【認知】での施策にも繋がりますが、細かな配慮がお客さんの心に刺さるので、意識の徹底は絶対にするべきです。
【利益管理】
さり気ないワンモアドリンクの声掛けや、デザートで客単価を上げるなどお金を落として貰えるタイミングを考え、利益の管理をして行きましょう。
【その他】:サブスク&回数券の発行
エステなどでも、サブスクや回数券を導入する事で回数券で安くなる&若干回数券の残りを作る事で再来店を促せます。
また定期的なお客さんとのイベント(BBQや女子会)を開催する事で、無駄な広告費を払う事なく、お客さんとの距離を縮めながら、口コミアップを図れます。
その他にも、インスタグラマーによるブランディングや異次元体験で特別感を演出するなどできる施策は多くあります。
✔︎まとめ
事業を行う上で、今回は多くのことをアウトプットさせて頂きました。
しかし、事業を行うことや投資をすることが人生の目標になってしまっているのは、もったいないことであり、一番重要なのは事業や投資で稼ぐ事ではなく、自分のライフスタイルをデザインする事だと思います。自分自身がどうなりたいか、どういう仕事をして行きたいのかを明確にし、表現していくことを忘れてはいけないと思います。
以上が『事業投資編』でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
Buon viaggio!