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MUP)week21

『ビジネスチャンスの見つけ方』


 竹花氏がなぜ27歳にして、起業して約2年半で資産80億円も気づくことが出来たのでしょうか?

 それは身の回りにあるビジネスチャンスを見つけ出してきたからです。今編では『ビジネスの見つけ方』について、竹花氏が過去にフィリピンに事業を立ち上げた経験をもとに解説していきます。



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✔︎ビジネスチャンスは石ころ以上に転がっている

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 不満・不安・不経済的・不平等的・不便利、、、、

 ビジネスのチャンスは石ころ以上に転がっています。人はどこにお金を払っているかというと、人は自然と「不」を解決・改善するためにお金を払っています

 この「不」を見つけ出すスキルがすごく重要ですが、実はどこにでも「不」は転がっているものです。



✔︎フィリピンの病院で感じたこと

 フィリピンの病院だけでも多くの「不」が転がっていたそうです。

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・広告看板が多い

 病院に向かう途中に大きい広告看板が多く見受けられたそうです。そこで気づいたのが広告費がこういうところで使われているんだなということです。


・待ち時間が長い

 病院に来て気づいたことがまず、待ち時間がすごく長かったことです。平気で1、2時間は待たされるそうです。


・病院が綺麗

 病院内は街中に比べてものすごく綺麗です。


・病院に来る人は高級車を乗り付けている

 病院を見ていると、訪れる人はほとんど高級車で乗り付けていることに気づいたそうです。


 上記が表向きの真実であり、以下が裏側の真実になります。

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 広告看板が多いという事は現実として、広告看板にお金を出してくれる企業があるという事です。

 また、病院が綺麗で高級車の乗り付けが多いということから、フィリピンは保険制度がなく、100%自己負担なので病院に来れる人はお金持ちしかいないということが分かります。


 ビジネスを見つけ出す上では目に見えるものだけを見るのではダメで、WHYを繰り返して「不」を見つけ出すことが大事です。今回のフィリピンの事例のように表の真実だけでなく裏の真実にも目を向ける必要があるということです。


 ビジネスにおいてこの「不」を解決するにはどうしたら良いのでしょうか。


 今回のフィリピンの病院では、「病院内に広告看板を出したほうが良いのではないか??」と言うのが、ビジネスの閃きになります。


 クライアントに対して解決できる3つのことは、既存の野外広告に対して

『効果の効率化』『コスト削減』『ブランディングアップ』になるかと思います。


①自分の必要なターゲットのみにリーチできる

 マス広告は全員に対してのリーチが可能ですが、実際のターゲットはほんの一部の人になります。広告費はどれだけの人にリーチ出来るかによるので、マス広告の代表であるテレビ広告や野外の看板広告は費用が高いです。


 一方で、今回の病院内での広告(MEDICAL ADS)は、ターゲットに対してダイレクトにリーチ出来る可能性が高くなります。

②タイムボリューム=教育広告

 人が何秒その広告を見たのかも重要なポイントになってきます。

 車に乗って看板広告を見た時はせいぜい5秒程度しか見れないと思います。そうなると会社の名前くらいしか頭に残らず、どんな会社なのかまでは知ってもらえないでしょう。

 しかし、病院の待ち時間に見るとボリューム量の多い広告だったとしても長い時間見てもらえます。


③コスト削減

 野外広告と病院に出す広告とでは、スタートのリーチ差はありますが、セグメントにはあまり差がなく、半額以下で出来ます。


④ドクター〇〇商法

 病院に置くことで野外の看板広告よりブランディングがアップする広告も中にはあります。

 例えば、エナジードリンクの広告を病院内に貼ったとしたら、医療機関と言う安心できる場で広告されているので、野外で見る炭酸飲料の商品より良い物なのかと思ってしまいます。



✔︎アインシュタインになろうとするな!

 ビジネスを見つけ出す上で、重要なことは以下の3つです。

①新しいものを探すな!

②ターゲット層を絞るな!

③シード(種)はどこにでもある!

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 あの有名なアインシュタインも新しいアイデアを探すのに、情報と情報を繋ぎ合わせることが大切だと言っていました。

 そして、新しい情報に常に触れることで、アイデアを生み出しやすい環境を作り出すことが来ます。


 ネットが急速に広がった社会において情報はオープンソース化しています。その情報と情報を掛け合わせることにより、新しい機会を生み出すことが出来ます。



✔︎『ニッチ戦略』と『ターゲットを絞る』は違う

 貴方がバーを経営しているとしましょう。その時にウイスキー・ワイン・日本酒・カクテルと取り扱う種類を増やすと、その分コストが嵩みます。


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 もし、最もコストのかからないカクテルに注力してバーを運営すればターゲットの中でも最大のマスが生まれます。これがニッチ戦略です。

 しかし、この状態で女性や男性に絞ることや年齢層を絞るという行為はマーケターとしてやってはいけないことです。これは、良いと思ってやったことが自分自身の首を絞める行為になるので絶対にやめましょう。



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