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2024年の振り返り

技術記事

私は、技術記事を基本的にZennに投稿しています。Zennからのレポートによると今年は34記事18万字の執筆をしたようです。頑張っていますね。

zennのレポート

いくつか記事を振り返ってみます。

Rust

RustはちょうどPHPerKaigiのあたりから本格的に学び始めました。最初はstd::netのソースコードを読んでいましたねー。

現職の中でも話しているのですが、Rustの特性上Cの代替として今後も広がっていくと見ています。個人的な予想として、ウェブ業界でも機械学習の推論サーバーなどの活用法で広まっていくのではないかなと考えています。LightGBMとかTorch製のモデルを持ってる人そこそこいると思うし、速くしたいモチベーションはありそうだなぁと。

データ可視化

Looker Studioの記事もいくつか書きましたね。Googleの方からいいねが飛んできた時はちょっとドキドキしました。ちなみに今年一番のインプレッションはお手製Looker StudioのX投稿でした。(7万インプレッション)

Python

Python開発者であることを忘れられそうなので書いた記事。今のPythonは開発者ツールや型システムが充実してきており、一時期よりだいぶ触りやすい言語になったのではないかなと思います。

データ基盤

転職先のファインディでもアウトプットをしました。今年後半のデータ基盤の新規構築案件です。データエンジニアとしてはまだまだ初心者なので、精進を続けていく所存です。

併せて、Findy Toolsの寄稿をしました。僕はToolsのデータ基盤開発者であり、Findy Toolsがリリースされた当初から購読しているファンでもあるので誇らしいです。

カンファレンス

PHP Conference Hokkaido 2024

当時同僚だったyamato_sorarikuさんが主催していて、前職のメンバーで突撃。登壇もしました。トリトン美味しかったなー。

YAPC::Hiroshima 2024

揚げもみじ饅頭片手にビールキメると最高なので、宮島よった際はご検討ください。関数型プログラミングの考え方をWeb API Serverで活かせるという話が印象的でした。状態はオブジェクトで表現、フラグにしない。

PHPerKaigi 2024

hisosuke-pyさんと作った愉快なゲーム「PHP 8.3秒チャレンジ」を持ち込んでスポンサーブースに乗り込みました。10秒チャレンジゲームのPHPのバージョン版って感じなのですが、存在しないPHPバージョンで止めると強制的にバーストになります。100人以上がプレイして、ピッタリ賞が出ると歓声が上がるなど大盛況で嬉しかったですね。

存在しないPHPバージョンで止めてしまうと強制バースト

登壇もしました。この時の発表は大変好評で、別のカンファレンスの懇親会でも話題にしていただいたりしました。大変貴重な経験だったと思います。

PyCon Kyushu 2024

登壇資料だけ発見。帰りにうーたんさんと桜島旅行いって楽しかったなー。

PHPカンファレンス福岡 2024

登壇者・スポンサー参戦しました。ちなみに、このサムネ僕が作ったんですよ。

登壇資料はあまりにも長いのでZennで分割しています。発表後iwashiさんから、「実装大変じゃなかった?」と聞かれました。正直、大変でした笑

個人の方のブログも書いています。親父、来年はラーソーメン食ってくるよ。

PyCon JP 2024

会社がスポンサーしていることもあり本家も参戦しました。(世間じゃそんな多くないかもしれませんが)CPythonそのものに興味ある人間むけの発表もあり楽しめました。

YAPC::Hakodate 2024

函館よかった。雲ひとつ無い晴天で、最高でした。Rubyプロファイラーとクレジットカードの話が面白かったです。

帰りの便がたまたま一緒だったあずきバーさんとうーたんさんと「YAPCラーメンしなきゃ!!!」といって羽田の「第三ターミナル」に駆け込んだのは良い思い出。

Zero One

ファインディのデータ基盤チームで参戦。スポンサーブースを回ったのですが、SQLの生成タスクが各社できるようになっていて感動しました。データエンジニアとリアルで会える機会は希少なので、来年もデータエンジニア向けイベントには積極的に出ていきたいですね。

PHP Conference Japan 2024

スポンサーブースの手伝いしていました。めもりーさんの発表(PHPでOSを実装する)が刺激的な内容でした。自作言語作ってるし、いつかOSにも手を出したいなぁ。

読書

エンジニアといえばインプットも大事なので続けています。

自作言語を作りたくなったので読みました。読んだ後、Stack型言語とAST巡回型言語を実装しある程度わかってきたので、本格的なものを作り始めています。

Rust界隈で良いと言われているこちらの本も読みました。

沖本本を統計の勉強コミュニティで読みました。(というか統計の仕事してないので基本的に趣味の時間で勉強している)時系列分析は、どこにいっても使える技術ではあると思うのでやってよかったなあと思っています。

標準ベイズ統計学を読んでいます。この本は4章から読むと良いと思います。(1-3章が微妙だったものの4章以降が勉強になっている)

副業先の同僚と読んでいます。一度読んだことのある本ですが、CLIへの理解が深まった今読むと新たな発見があって名著の素晴らしさを体感しています。

転職するからといって読んだ。APIの上限設計や、キャッシュストアの設計、キーバリューストアの設計が面白かった。なお、面接では聞かれなかった模様…

転職

2024年8月16日付けでファインディ株式会社に入社しました。

初めての転職でしたが、新卒から数えれば1年半ということもあり意外と速く決まりました。とはいえ、ファインディの皆さんと知り合いだったのも大きいと思います。

カンファレンスの登壇経験や技術記事などが評価されたのは嬉しかったですね。現職にも馴染んできた感触はあり、これから成果出しまくるぞと気持ちが昂っています。

こちらは3ヶ月が経った時に書いた記事です。データソリューションチーム楽しいので、興味ある方はご連絡ください。

資格

残念ながら、統計検定はうまくいきませんでした。しかし、現代数理統計学をしっかり読み直したのは良い機会だったと思います。計算スピードも上がりましたし、実務で使えそうなアイディアも学びました。

例えば、SaaSではチャーン率の分析をしたい要望があります。端的にいえば、顧客が契約してから解約するまでの時間の解析です。これは、数理統計学でいうと生存時間分析にあたります。実際、下記の記事でも事例として紹介されています。

来年の抱負

会社で成果出す

まあ、まずこれかなと。今年同様、テックブログ何本か出したいですね。

言語習得

今Haskellを勉強しているので、来年何かしらのアウトプット出そうと思います。それと英語かな。

趣味プロ

最新作の自作言語、Parserまで頑張って作ったのに、Evaluatorで放してしまっているので救出します。

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