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バレンタインに変化がある?独自資源を長続きさせる方法を学ぼう!
もう1週間近く前になるけど、バレンタインだったよね。
バレンタインというと、女性から好きな男性にチョコレートを渡すとか、お世話になった人にチョコレートを渡す(義理チョコ)だよね!
……と思ったら最近のバレンタインは様変わりしているようで。
チョコ好きの祭典
自分のためのチョコを買う
なんて形になっているようだ(過去のバレンタインのようなこともあるだろうが)。
これを見ると、バレンタインって「上手くやったよな~」という印象を受ける。日本には当然昔からこんな習慣があったわけではない。いつの間にか定着した(定着させた?)風土だ。
お菓子業界にとっては
確実にチョコが売れる日
ということで、販売数量が伸びることが期待できる。
販売数量を伸ばす方法は色々あるが、こういう「一大イベント」を創るというのは非常にいいよね。この日は確実に売れるとなるし。
ただ、こういうイベントもいつまでも効果が出るとは限らない。バレンタインも告白のイベントだったのが最近は変わってきている。
その時にそのイベント自体をフェードアウトさせていくのか、別の形で続けていくのかというのは販売数量という面において大きな違いがある。
そういう意味ではバレンタインのイベントは「告白する日」から「チョコを食べる日」に上手く進化したなという印象を受ける。
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この記事にも書かれていたが、「義理チョコ」というのは止めようという風潮になっているところも多くある。私の職場も止めようということになった。
そのままバレンタインというイベント自体縮小していってもおかしくなかったけれど、「チョコを食べる日」として上手く再定義できれば、これまでは女性のみターゲットだったのが男性もターゲットになってくる。
バレンタインにチョコを食べよう!
これで男性も買ってくれれば売上が増える!(今までもらえなかった私のような人も買うだろうからね…)
イベントを打てば売り上げが上がる
これはある意味業界の独自資源(強みをマネできない理由)だ。その独自資源もずっと続くわけではない。
どう長続きさせるか?お菓子業界だけでなく、他の業界でも関心の高いことだろう。
その際にバレンタインのように「定義を変える」というのも一つなのかもしれないね。バレンタインの最近の流れから自社に利用できることを考えましょう!
しかし、こうなるとホワイトデーってどうなっていくのだろう??
最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2116
意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
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