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直近で新卒採用をしない企業へ


これはある種、まだ見ぬ相手へのラブレターのようなものです。


弊社ハントバンクは、2019年4月に設立しおよそ2年間活動をしてきました。これまで数多くの経営者から採用についてお話を聞いて、実際にいくつかの企業の採用を支援していく中で一つ気づいたことがあります。

それは「採用活動は採用する前から始まっている」ということ。

ほとんどの企業は人材が必要になったら採用活動を始めると思います。その時点では求職者との接点はゼロ。よほど知名度やブランドがあれば別ですが、募集を出してもすぐには応募が来ることはない。

そのため自社についての発信や求職者との接点づくり、いわゆる採用マーケティング活動は採用する前からスタートしておくことが必要になります。そして今後さらに優秀な人材は多くの企業と獲りあいになることは皆さんも想像がつくと思います。

ベンチャー企業やスタートアップにおいては、事業拡大が第一優先で採用活動やそれに伴うマーケティング活動は片手間になりがち。中小企業は採用する際の選択肢が人材紹介か求人媒体への出稿くらいしかなく、採用マーケティングという概念を知らない。

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そんな中、私が最近考えるのは「長い目で採用を考える企業がもっと増えてほしい」「本当は魅力的な企業や事業なのに、求職者にその存在が知られていないのはもったいない」ということ。
弊社にもよく「とりあえずすぐ採用したいから求職者だけ紹介してくれ」「人手が足りないから取り急ぎインターンを採用したい」という相談が来ます。気持ちはもちろん理解できますが、目先の採用だけでなく長い目でどのような採用をすべきか考えている企業はいないものか。せっかく世界を変える、日本を支える可能性を秘めている企業も、知られていなければ目指す世界観も実現できない。そんな不安と違和感が自分の中で少しずつ大きくなってきました。

つらつらと主張を述べましたが、要は長い目でより良い採用をしたいと考えているがどうすれば良いかわからない、わかっているけどできていない企業の支えになりたいのです。「可能性が見過ごされない社会を目指す」という弊社のビジョンを、上記のような会社の採用マーケティングにおいて体現したい。

皆さんにとって少しでもこのラブレターから気づきがあれば幸いです。そしてもしこの内容に共感してくれた企業経営者、採用担当の方がいればお気軽にお声がけくださいませ。まずは一度カジュアルにオンラインで情報交換できたら嬉しいです。


HUNT BANK株式会社
代表取締役社長 晒名駿

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