Twitterの使い方を再考してみた
今回、このnoteでは一種の決意表明、コミットメントができたらと思いキーボードをカタカタさせた次第であります。
本題に入る前に、少し時間を遡ります。
今年の4月に会社を設立しました。HUNT BANK株式会社、という名前の会社です。就活・新卒採用向けサービスの開発運営事業を営んでおります。
(登記完了時の写真@SEL Octagon Tokyo ドヤ顔がひどい。)
サービスα版のリリースを8月中に予定していまして、そこから数ヶ月検証を重ねて、年内にはアプリ化までできるように計画をしております。(当初は7月中を想定していたのですが、産みの苦しみはやはり大きい...!!開発を進めれば進めるほどいろんな壁にぶつかります。)
会社設立にあたって、資本金はある程度用意したのですがアプリ化までするお金は現在会社にはなくて。そこで、夏〜秋にかけてエクイティでの資金調達を検討もし始めました。
資金調達の第一歩として7/10~12の三日間、神戸で開催された「IVS」(http://ivs.strikingly.com/)に参加してきました。IVS(Infinity Ventures Summit)とは、一言で言うと「日本のIT業界のトップが集まるカンファレンス」。IT業界のトップランナー経営者や投資家の方、VC(ベンチャーキャピタル)の方などが集まり、業界最先端のパネルディスカッションやネットワーキングを通じて、今後の業界の先をみんなで考えよう、という機会です。
このIVS、一般の参加だと参加費が学生には優しくないお値段なのですが、学生スタッフとしての参加だと交通費さえ用意できれば無料で参加ができたので、僕も学生起業家スタッフ枠で参加をしました。
資金調達が第一目標だったので、目があったエンジェル投資家、VCの方々とひたすら名刺交換をしました。皆さん一度は聞いたことがある会社、個人の方ばかりで緊張しっぱなしでしたが、持ち前の「勢い」で貴重な出会いをたくさん作ることができました。サービスリリース後にまたIVSで出会えた方々とお話できたらと思っています。この出会いが実を結ぶことを願っています。
僕はこの3日間でいろんな刺激を受けました。
簡潔にまとめると、
▼同世代のすごい人たちは、こんなにも自分と違うフィールドで戦っているのか
▼自分が知らないだけで、世の中には自分よりもっとすごい同世代、年下の人がいっぱいいる
▼自分のやっていることには賛否両論あるが、自分と自分が信じたものを信じてやり抜くしかない
という感じ。もちろん目上の経営者の方々からも非常に刺激は受けたのですが、どちらかというと同世代から受けた影響が印象的でした。
今回、本題はIVSのことではないのでこの辺で。
IVSの後、僕は今日までずっと体調を崩しておりました。いわゆる夏風邪。
(IVSスタッフのために取ってもらったAirbnbの部屋の悪環境のせい、とは口が裂けても言えない。。。)
このnoteも鼻をすすりながら、6畳1Rの狭い自宅で書いております。
また、一応まだ大学4年生ですので、この時期は春学期のテストがありまして。そのテスト勉強にも2週間ほど追われていました。なんとか無事テストを終えられたのは自分を褒めたい。すごい。多分きっと卒業できる。
ただ、この2週間ほどサボっていたことが一つあって。
それは、「Twitterの更新」です。
。。。え、別によくね?
と思う方が大半だとは思いますし、僕の友達や後輩ならなおさらどうでも良いようなことに聞こえると思います。
ただ、自分の中でTwitterというのは一つの「メディア」であって、今後自社サービスを広げていく上で「自分」という一つのアカウントは重要なものになってくる。それがわかっていたから、起業を決心してから密かに(?)いろんな投稿をしながら検証を積み重ねていました。ほんの少しずつですが、フォロワーの質が良くなってきたり、自分とは全く繋がりのない人にも興味を持ってもらえるようになってきました。「人格」にファンがつく時代。それを理解した上で地道に、楽しくTwitterと向き合ってきたつもりです。
そんな中、その検証をしばらくサボっていたのです。
この2週間、体調を崩していたから、テストがあったから、という理由だけでTwitterの更新をサボっていたのではありません。
Twitterの更新をサボっていた一番大きな理由は、「疲れた」からです。
もう少し説明すると、「Twitterを開くたびに、様々な人の努力や鼓舞する言葉が目に入ってきて精神的に疲れてしまった」からです。
そう、疲れてしまった。
最近、いやもう少し前の話になるのかもしれないけれど、Twitterで有名人が「Twitterは息苦しくなってきた」みたいなことを言うのが多発している、そんなことを耳にしたけれど、それとはまた違くて。
自分のフォローしている人は、
友達(後輩、先輩)
エンタメ系の有名人
経営者、社会人で有名な人
の3つくらいに分けられると思います。
そのうち、投稿が多いのは「経営者、社会人で有名な人」。この部類に入るすごい人たちが、毎日毎時間、いろんな人を鼓舞するような言葉を発信していたり、自分のこれまでの経験から様々なアドバイスを投げかけてくれていたり、日々の頑張りを発信してくれていたり。。。
そんな彼らの言葉に自分も背中を押された場面はいくつかあると思います。しかし、最近そういった投稿を見るたび自分と比較してしまい、「世の中の人たちはこんなにも頑張っているのに、自分ってほんとダメだな」と勝手にしんどくなっている自分がいました。
IVSで、日本のトップランナーの経営者や、同世代の経営者たちを見たからこそ、このように感じてしまったのかもしれません。
そこで、2週間ほど、今日に至るまでTwitterを全く開かずに生活をしてみました。
すると、案外何事もなく生活ができているのです(当たり前かもしれないけれど、Twitter依存症の若者からしたら割と衝撃的)。
確かに、世間のいろんなニュースを後になって知る、みたいなことはあったけれど、これまでTwitterのタイムラインを見て勝手にダメージを受けていた時間に、テストの勉強ができたり、考え事ができたり、キングダムを読破できたり(8割型これ)しました。
。。。ちょっとTwitterとの付き合い方、考え直した方がいいな。
そう思ったのです。ここで「Twitterやめよう」とならないのは、あくまで発信の場所は失いたくないという想いから。
じゃあ具体的にどうしていこうかな、と考えていた時にこんなnoteと出会いました。
最近話題の女子大生、くつざわ🌻さん(@kutsuzawa_desu)のnote。また最近も更新されてるそうですがチェックできておらずすみません。
このnoteを読んで、(ホントはもっと深いこと書いてあるので誤解しないで欲しいのだけど)こんなことを思いました。
「こんなすごい人でも悩んでるのか。。。バズるとかフォロワー数とかじゃなくて、いかにSNSの自分とリアルの自分が重なっているかが大切だし、何より無理したくないなぁ」
そしてもう少し前、自分が勝手に好きでいつも投稿拝見している はるかさん(@chinshonatsuyo)が、フォローを全て外してゼロにしているのを見かけました。理由はなんて説明していたか忘れてしまったのですが、これを見て自分は「めちゃいいな。。。辛そうだったもんね。。。」と感じた次第。
そこで、このタイミングを勝手に拝借して、Twitterの「自分ルール」を設けてみました。(NARUTO好きの人はここでピンときて欲しい...笑)
Twitter自分ルール
①フォローゼロにして続ける。発信目的で使う。情報は得ない。
(逆に、ニュース等でしっかり情報収集する。)
(フォローはしなくてもリプはする。すごい丁寧にする。)
→フォローゼロにしたはずなのに、なぜか表記は「2」。。。なぜ。。。
②ネガティブなことは言わない。人が見て嬉しくないことは言わない。
③しんどいことはしない。しんどくなったらやめる。
④ブランディングとか、キャラ設定とか知らない。自分のありのままを発信。変に凝らない。でも言いたいことは言う。
こんな感じで、これからも発信し続けられたらと思います。うまくいかなければまた再考すれば良い、うん。
一点だけ補足するとすれば、自分は他の経営者と同じように意識高めな投稿も多いと思います。それは、何処かの誰か一人の背中を押せたらと思ってつぶやいています。ただ、自分がそういう投稿を見てしんどくなったように、自分の投稿を見てしんどいなぁと感じる人も全然いると思います。その際は、気兼ねなくフォロー解除してもらって、有意義なTwitterライフを過ごしてもらえたら幸いです。Twitterでなくても、どこかでリアルに出会えればまた違った良い関係になれるかもしれませんし。
はぁ、これまでなんとなくしんどくてなんとなく逃げていたものとやっと向き合えた気がして勝手にスッキリしています笑。
でも、リアルでどれだけ頑張れるかが一番大切なのはいつどんな時代になっても変わらないと思うので、夏休み、切り替えてまたフルコミットしていきます!がんばろ!
。。。とりあえずは、この夏風邪を対峙するところから始めます。