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【自分用メモ】2020年9月KCカップ振り返り&記録シート(DLWLシート)を活用した分析例

皆様、9月のKCカップ、お疲れ様でした。
今回は、達成感よりも疲労感が残る、不完全燃焼な結果となってしまいました。整理するためにパソコンに向かっています。 完全に自分語りになっています。

今回のKCカップを一言でまとめると、ガムシャラに頑張った結果うまくいかなかった、です。

noteの記事とDLWLシートについて

・過去のnote記事の中で、公開に値しないものには【自分用メモ】とつけました。弱いデッキを使う弱い人が書いた駄文なので、お時間を無駄にすることのないよう。
・DLWLシートの更新情報や、KCカップの簡単な結果報告は、引き続き以下の記事に追記していきます。

今回のKCカップへの意気込み

・カードの強化
8月に空牙団の仲間たち(ブラーヴォなど)が、9月に「氷獄龍 トリシューラ」が、それぞれ実装され、空牙団デッキが強化されました。

・休み
前回の6月のKCカップは仕事が多かったので「2連敗したら1時間仕事をする」ルールで控えめな参加となりましたが、今回は土曜日の朝から月曜日の昼までずっと走れました。

・以前との走り方の違い
以前は、30分に一度休憩を入れたり、連敗したら休むなどして、こまめにリフレッシュすることを心がけていました。しかし今回は、強くなった空牙団デッキを高いDPまで連れて行ってあげたいという思いから、自分のできるところまでガムシャラにやってみよう、数をこなして上振れを狙おう、と思いました。

最低でも3万DP(2019年6月のWCSで一度達成済み)、できれば目標の4万DPを達成できるのではないかと思っていました。

先日の記事からのデッキの変更点

先日の記事:

今回使ったデッキは以下の通りです。

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前回のKCカップから、そして上の記事に載せたデッキから、以下のような変更がありました。

・環境の変化への適応
記事の時点から、ウィッチクラフトが環境に加わり、因果切断の採用率もますます高まりました。そこで、「エネミーコントローラー」をサクリファイスエスケープのために投入しました。痛み分けと違ってコキュートスやサーベルダンサーはつらくなりましたが、後述のブラーヴォの打点補助によって、コキュートスへの回答は用意できました。
ネオスデッキの対策として「禁じられた聖槍」や「分断の壁」を入れました。
カラクリには何も対策することができませんでした。強いて言えば、エネコンで無零をもらってモンスターが2体の時に絆の力を使えば無零怒と相討ちが取れますが、カラクリ粉か旅籠蔵があると無理。

・新しいカードの投入
エネコンを入れる代わりにドンパを1枚しか入れられなくなったので、「空牙団の闘士 ブラーヴォ」は初動を増やすために2枚投入しました。ダイナの攻撃力が絆の力込みで最大3300になるのは強い。
「氷獄龍 トリシューラ」によって、場を空けてからもう一度展開できたり、絆の力込みで攻撃力が最大3000になるのは強い。

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結果

上記の期待と裏腹に、以下のような結果となりました。

・過去最多のデュエル数(411戦 - ガッツリ寝たので、そこまで多くはない)
・途中よい流れもあり、2回ほど2.8万DPに届いたが、結果としてここ1年で最低のDP(2万を下回る)
・気持ちが空回りして休めなかった
・いつも勝てない時は焦りの感情が出るのに、今回はカラクリにあまりに勝てないので諦めの気持ちが出てしまった
・月曜日は夜まで何も手に付かないくらい精神的な疲れが溜まった

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以下、9月の記録シートをもとに結果を分析していきます。

結果の分析1 手札事故の減少

空牙団強化の効果が如実に現れています。新しいカードの追加などに伴って、動ける手札が増え、手札事故も減っています。これだけ見ると、さぞかし勝率も上がっているのだろうと思えます。

Count of 自分手札

結果の分析2 変わらない勝率

ところが、勝率は驚くほど今までのKCカップと変わりませんでした。
今のデュエルリンクスにおいて空牙団が環境外というのは世間の共通認識なのかもしれませんが、自分としては勝てるようになっていると思っていたので、これは驚きの結果でした。(9月は「引き分け」という項目があったので、左側の敗北の色が異なっています。)

Count of 手応え

結果の分析3 環境デッキとの相性と運

表を見てみましょう。今回は得意(オレンジ)と苦手(青)が非常にはっきりしたKCカップでした。空牙団は過去の空牙団デッキよりは強くなっていますが、環境デッキと比べるとまだまだ弱かったわけです

魔法・罠カードや墓地主体のネオス(表中ではE-HERO)、ブラマジ、V-HEROは得意ですし、規制で弱体化した不知火や、打点で対抗できるようになったブルーアイズにも高い勝率が出ています。

一方、空牙団どころではない圧倒的な展開力を誇るBFやカラクリ、モンスターでモンスター効果を止めてくるウィッチクラフトには、当然のようにボロ負けしました。

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前半の200戦では得意なネオスにたくさん勝って、DPをいつもより順調に伸ばせました。2万DPあたりからは、増え出したカラクリにあまりに勝てず、そしてBFも多かったので「分断の壁」を「バージェストマ・カナディア」に変えました。

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後半の211戦ではネオスとの対戦で勝率が落ち、BFやカラクリにも引き続きDPを吸い取られます。

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運に関していうと、後半でBFに対して先攻16試合、後攻6試合という、まさに「ぴえん🥺」の状態。カラクリやウィッチクラフト相手には前半よりも勝率が出ているけれどもやはり苦戦。ES召喚獣にはなぜか先攻1ターン目からコキュートスを立たされることばかりで「ぴえん🥺」。

逆に、ドラグニティに対してはほとんど後攻を取れて、さらに「ビート+ドンパ」「ビート+ブラーヴォ」「下級+別の空牙団+エネコン」のいずれかが引けてラッキーでした。

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それでは、上記の分析を念頭に置いて、今回失敗した原因を考えます。

考察1 気合ドリブンの走り方

・走り方が合っていない
まず、圧倒的に苦手なデッキが存在する環境で、「たくさん戦って上振れを狙う」作戦は的外れでした。過去のKCカップでやってきたように、「ある程度上振れしたらステイする」作戦が適切でした。そうしておけば、きっと2.5万DPくらいでKCカップを終えられました。根拠のない「空牙団が強くなったから3万DPくらいは行くだろう」という考えによって、ブレーキをかけられなかったのが敗因です。

・だらだら走り
過去のKCカップではこまめに休憩を取りながら走っていましたが、今回は「気合だ」とばかりにひたすら対戦ボタンを押しました。連敗もするし、プレミもするし、本当によくなかったと思います。

空牙団を活躍させたいと思ってたくさん試合をしてたくさん負けて、本末転倒でした。空牙団を活躍させたいなら、しっかりと休憩を取って、質の高い試合をするべきでした。今振り返るとすごく当然のことですが、KC中は本当に視野が狭くなっていました。

休憩が必要な理由は、以下のように考えています。
つんつんさんのような超人デュエリストとは違って、僕のような一般人は、デュエルを何連戦もすると、ワーキングメモリーがパンクします。デフラグをせずにたくさん情報を詰め込んだせいで、月曜日に1日何もできなくなるほどのものすごい(精神的な)疲れが溜まったのだと思います。
疲れた脳は、無意識に楽をしようとします。KCカップで、1日に10試合しかしないランク戦ではありえないプレミをするのもそのためだと思います。例えば、「利用可能性ヒューリスティック」により、頭の中のカードの情報が簡略バージョンに置き換わります。
390戦目、あと2時間でDPを1万上げたくて焦っていた自分は、ウィズへのエネパクに対して、フレファイを打ったものの、聖槍を打ち忘れてしまいました。聖槍が自分の頭の中で「モンスターを罠カードから守り、あと攻撃力を800下げるカード」に変わってしまっていて、魔法カードに対して打てることを忘れていたのです。

考察2 いつもより少し高いDP帯

いつものKCカップだと、最初に伸び悩んで1万DPを下回る状態でうろちょろすることが多いのですが、今回は安定して1.5万DP以上にいました。そう考えると、もしかすると空牙団強化の成果は出ていて、いつもより強いデッキ・上手な相手に当たることが多かったのかもしれません。

考察3 使用キャラ

5D'sのアニメが面白くて、遊星がかっこよくて好きなので、「絆の力!」を使う時はいつも遊星を使っています。ただし、今回は気分転換のため、50戦ごとに名前と使用キャラを変えて走ってみました。

パズルの封印ブラマジを思わせる武藤遊戯で潜っている時に、一つ気づいたことがありました。ES召喚獣が先攻で(遊星が不知火だと思って)いつも霊神の聖殿でモーレフをサーチしてくるのですが、ラパウィラをサーチしてくれたのです。その試合はありがたく勝ち取ることができました。

今まではキャラの選択を軽視していましたが、思った以上に大事なことだとわかりました。今後参加する大会やKCカップでは意識してみます。

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今後の方針と目標

今後のKCカップでは、初心に戻って、一定時間ずつ休憩を入れて、連敗したら時間を空けます。今回は焦りの感情が全然出なかったので、次回もいい意味で力を抜いてデュエルができたらいいなと思います。高DPは意識して目指すものというより、一戦一戦に集中していたら結果としてついてくるものなのだろうと思いました。

最後に、ブラーヴォのシャイン加工が最低2枚は欲しいので、これからも空牙団のBoxを1日1パックずつ引き続けます。

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