麻痺側の緊張に対してはストレッチをすれば良いのか?
片麻痺を呈し、早期の回復が得られない場合、多くの方が肩、前腕、手関節、手指が屈曲し、固まってしまう。
では、対処法はストレッチをし、反対側に伸ばせばいいのだろうか?
それだけは不十分で、感覚と運動を統合させ、動きの多様性を獲得することが大事。
要約すると、麻痺側を色々な方向へ動かし、物や支持面と接触させながら、運動経験を積み重ね、自分の腕として認識できることを重ねる必要がある。
あえて硬い方向に運動をするのは、運動経験を重ねるという意味で重要となる。
座位で手関節を掌屈させる運動は有効。
可能であれば手指伸展位で行う。
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