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未来へ引っ張られる感覚を大切にしながらも、「誰1人取り残さない」寄り添い合う、愛ある社会の構築を目指して① (令和2年5月質問内容要旨)

1.新型コロナとSDGs   

今回の質問は「新型コロナ」関連、「with コロナ」に絞りました。この時点でも新型コロナと戦う人、悩む人、苦しむ人たくさんいらっしゃいます。敬意・哀悼、そして「自然への畏敬の念」をもって質問をさせていただきました。(以下)

(まずは、知事戦略部長に質問しました)

新型コロナは、これから第二波、第三波がやってくる可能性は高くまだ予断を許さない状況です。
同時に14世紀のペスト大流行後の宗教改革とルネサンスのように、世界史をみるとパンデミック後は 大きくも社会が変わっています。

さて、今回はどのような変化をもたらすのか?デジタル化によって色んなものが効率化されていくのだと思います。コロナ以前もこの兆しはありましたが、「大義」をもって、速度をあげていきます。

黒船が来航し明治維新という社会変革後の西南戦争の侍のように、変革のスピードが速ければ速いほど「取り残される人」がでてしまいます。

だから今こそSDGsだと考えます。 進化と共に「誰1人取り残さない」という強い意識、愛のある、寄り添える社会の構築がより必要だと思います。

さて、今回の新型コロナによるパンデミック、その根本原因は何か?
① 新型ウイルスの発生は、自然破壊。
② パンデミックの要因は、急激なグローバル化だと考えています。

今回の新型コロナ発生については色々言われていますが、生物学的に言うと「野生生物の領域を犯せば侵すほど新しいウイルスのリスクは高まる」というのは通説だそうです。ジャングルを切り拓けば切り拓くほど、グリーンランドの氷が解ければ溶けるほど、私たちは未知のウイルスと遭遇します。

そして、ウイルスは病気を蔓延させ、都市封鎖や外出自粛によって経済に大打撃を与え格差と貧困を産み、更に弱いものを叩き、サブサハラ地域では生きるために、またジャングルを切り拓き、二酸化炭素を排出する。というように負が連鎖していく。

正にSDG!

(資料①)これはSDGsの本質を表す2つの桶です。 

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1つ目の桶は今話した諺の「風が吹けば桶屋が儲かる」のような「連鎖」、もう1つは「ドべネックの桶・全てを同時に」、どこか低い個所1つがあればそこから水は溢れてします。「誰1人取りの残さない」です。

新型コロナは、この後アフリカやインドなど公衆衛生の行き届かない発展途上国に蔓延して大きな被害を出すと云われます。日本が一旦収束してもここを経由して戻ってくるわけで、地球全体として戦わないと「本当の出口」は見えない。正に「全てを同時に」です。今こそSDGsを意識して行うべきではないか?

こちらをご覧ください(⇩資料2)、

Ⓠ例えばこのような関連付けも含めて、今こそSDGsを積極的に推進するべきです。意識づけには良いチャンスです。いかがでしょうか?

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新型コロナは、社会課題・地域の課題を浮き彫りにします。
・アメリカの感染拡大の要因は「貧富の差と自由への権利」と言われます。
・イランは、イスラム革命・シーア派の教えを国造りの軸に置いたため、政府の命令より信仰が優先され、収束を願いモスクに人が溢れたことが拡大要因のようです。

さて、私が今回感じた課題を1つあげると、「情報格差」です。
デジタル化が進み、新型コロナの情報も含めインターネットで取るのが当たり前になっていますが、そうではない人もいます。インターネットの普及率は80%で70代は50%、80代は20%(2019年総務省調べ)です。

逆に言うと、20%の人は情報が取れない。年齢別だと70代の半分の人、80代の80%の人がインターネットから情報をとれない。

Ⓠ情報発信において「誰1人取り残してはいけない」本県ではどのように対応したか?対応していくか? 


・第2話「給食のなくなる日」に続く 

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