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憧れの外資系企業を辞めて北欧・フィンランドに引っ越した話

憧れだった外資系IT企業でのキャリア、大学を卒業する頃から続けているフリーランスフォトグラファーのお仕事、結婚相手や家族のような友人と出会った居心地抜群のシェアハウス(ソーシャルアパートメント)。便利で、おいしいものが溢れる東京での暮らしに、不満はほとんどなかった。

離れるのが惜しかった、いい会社だった

新しい場所で、違う生き方を試してみたいという衝動。留学も海外で暮らした経験もなかったからこそ、外から日本を見つめ直す機会をいつか持ちたいという願望が強かった。自分にとって当たり前だった日本の文化や日常が、違う視点からどう見えるのか知りたかった。

学生時代とかに体験しておきたかった気持ちもありつつ、社会人経験を積んだからこそ見える景色もあるんじゃないかな、という淡い希望。

初フィンエアー。長い長いフライトだった

大学もストレートで入学・卒業し、転職は2回経験したけどブランクなく働いてきた。

新卒の就活が全くうまくいかず、綱渡りのような、まったくスムーズなキャリアではなかったけど。

そんな「レール」から一度外れてみたいという気持ちが、ずっと心の片隅にあった。

結局、すぐにフリーランスとして新しく仕事をはじめてしまったのだけど。フィンランドから日本のお仕事をリモートでやってみるという試み。圧倒的に夜型だけど、強制的に早寝早起き…!

7年間くらい撮影を担当させてもらった
SMASH CABARETともしばしのお別れ

ビザの取得、引っ越し準備、現地での仮住まいや仕事探し、退職手続き、家族や友人と過ごして、気づけば出国の日を迎えた。
(現地で使うクレジットカードとかって何がベスト?など、そこまで考える余裕はなかった)

僕は配偶者としてのビザで来ているけど、最近からフィンランドにワーホリでも行けるようになったみたいですね。こちらで日本のコミュニティがもっと盛り上がることに期待。

Helsinki Playgroundという、日本との繋がりがある
コミュニティに出会った

フィンランドを選んだのは、北欧へのちょっとした憧れと、妻のバックグラウンド(国際結婚をしてみた)、あとは世界の幸福度ランキング1位、しかも7年連続って何事?という好奇心もあったかもしれない(ちなみに、日本は50位あたりらしい、なにゆえ)。

留学でもなければ、仕事の転勤でもないので、「なんで(どんな目的で)来たのですか?」と聞かれたとき、未だに綺麗に回答できていないw

フィンランドには、Open Universityという制度があって、外部から(多少のお金を払えば)いろんな大学の興味のある授業をとることができることを知って、勢いでマーケティングのコースに申し込みはした。これは一応、留学と言えそう。

サウナーでもムーミンの大ファンというわけでもないけど、かもめ食堂のバイブスはチルで良い。フィンランドの落ち着いた暮らしの中で、自分の価値観がどう変わるのか楽しみにしている。

この暮らしの期限はまだ決めていなくて、半年かもしれないし、数年かもしれない。

かもめ食堂のモデルになったレストラン「Ravintola Kamome」にて

この機会に、改めて写真をはじめとした表現活動にも向き合ってみたい。写真集だったり、写真展だったりを視野に入れながらも、些細なことでも良いから少しずつ形にしていきたい。

そんな、これからのフィンランドでの日々を少しずつ記録していこうと思う。

Moi Moi🙌

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