「夏から」ではなく「夏まで」
こんにちは。俊英館Flex町田南大谷校です。
間もなく夏休みがやってきますね。
特に受験生の方は「この夏,全力で頑張ろう!」と
気合いも入っていることと思います。
旧来より「夏を制するものは受験を制す」と
言われてきました。
これは「夏」という「点」でのみ
フォーカスされている言葉です。
また,今まで多くの受験生を見てきた中で
「夏から頑張ろう」といった
言葉を聞いたことがあります。
ただ,これには落とし穴があります。
受験生であればほぼ全員が夏から勉強はします。
ですから,夏から自分が勉強しても
周囲も勉強するので,決して
成績がすぐに上がる訳ではありません。
自分が30点上がっても,周囲も30点上がっていたら
偏差値は変わりません。
「夏から勉強したけど合格できた」という人が
周囲にいたという経験がある方かもしれません。
ただ,こういった方たちは受験勉強を
夏に1からス「タ」ートしたわけではなく,
夏からス「パ」ートしたのです。
夏までに積み重ね(スタート)をしておくと,
夏からスパートしたときに成績は上がります。
積み重ねというのは,基礎基本の徹底です。
英語なら「単語」「英文法」などです。
夏までにこれらをしっかり身に付けておけば,
夏から本格的に「長文読解」に取り組んだ時に
必ず出来るようになります。
それが,夏から英文法を取り組み始めていたら…
「長文」は秋,冬とずれ込み,
入試に間に合わなくなってしまう可能性が高いです。
「夏から」ではなく,「夏まで」を意識して,
受験学年になる前から今目の前の学習を
しっかり積み重ねていきましょう。
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