人生系YouTuberの【養分】という概念
「ビジネス系YouTuber」や「教育系YouTuber」みたいな感じで、【自分の人生】を動画にして再生数を叩き出すYouTuberを
人生系YouTuber
と勝手に名付けている。
昨年のコロナ禍における動画需要の増加により
・借金持ち
・派遣社員 or 派遣切り
・フリーター
・(社会の)底辺
・無職
・孤独&独身
・バツ有
といった「非キラキラ系」とも言われる人生系YouTuberがドッと増えた。
そうした【配信者】が増えた一方…。
2021年の現在はと言えば、有名人を含め「YouTube自体の再生回数が激減している」印象もある。
再生されないがゆえに更新が諦めてしまっている人も数知れず。
そんな中…Googleさんがこんな発表を。
「低評価」をつけられるけど、その数を一般視聴者を見ることが出来なくなった…という変更の仕様を行ったのだ。
コメント欄には「よくやった!」「健全になる」的な好意的な意見が多く見られるが…「低評価」が見られなくなることで困る人も出てくると思った。
例えば……
こちらの人生系YouTuberの一人、【きよたん】氏。
2020年にコロナ禍による派遣切りに遭い、現在は無職系YouTuberとして活動しているのだが…。
彼にはとにかく【アンチ】が多い(苦笑)。
俺は現在、彼のフォローを外しているし、動画も(ほぼ)見てないけど。
(※経緯は以下の通り)
「アンチ、ぶった切る」といった暴言や、「プレゼント贈られると困る発言→→プレゼントもらって嬉しい動画作成」といった言動不一致により、アンチが激増。
登録者もMAXで2万8000人ぐらいいたのが、現在は5000人近く減っている。
で、そんな【きよたん】氏の動画再生回数を支えているのが、実は【アンチ】じゃないか…と俺は思っている。
【きよたん】氏の動画が更新されるたびに再生しては『低評価』を付け『否定的なコメント』を残していく…。
いわゆる、【アンチ】勢が【きよたん】氏の
< 養分 >
になっている構図だ。
文句・苦言を言うために、わざわざ【きよたん】氏の動画を再生
するという。
……つまりは、こうした<養分>でのギリギリ1万回という再生回数を保てていたわけで。
それなのに、『低評価』が分からなくなったら何が起きるかと言うと
「きよたんに興味が無くなる」
のではないだろうか?
<養分>としてすらチャンネルを訪れるのが面倒になるんじゃないか…と俺は睨んでいるのだが。
どうだろう?
【アンチ】勢は【きよたん】氏を叩く手段として何が心地いいかって
「低評価をつける」
「批判的コメントを書き込む」
ってことでしょ?
それなのに、ボディーブローのように効いているのかどうかすら分からない低評価ボタンを押す気になるんだろうか?
水面下で行われる「高評価を低評価が上回る」という現象に、【アンチ】たちはどんな反応をするのだろう?
かつて、国民的【アンチ】を抱えたものの、それらを<養分>として家族の生活を支えたタレントがいる…。
辻希美
だ。
彼女に関する炎上案件は数知れず…。
*後藤真希の母親の葬儀に黒いリボンとギャルメイクで参列
*メンバーの結婚式に白いドレスで参戦
といった一般マナーの批判から
*弁当に茶色が多い
といった、もはや”イチャモンレベル”の批判まで…(苦笑)。
彼女のブログには「鬼女」と呼ばれる観察部隊が四六時中張り付いて、その一挙手一投足が常に批判された。
が!!
こうした「鬼女」たちがブログ閲覧することにより何が起きたか?
ブログが殿堂入り(笑)
【アンチ】からの批判コメントに耐え続ける(無視する)ことで閲覧数を伸ばし、月に数百万とかを稼ぎ出すカリスマブロガーへと成り上がったのだ。
夫である杉浦太陽の(タレントとしての)稼ぎがほとんど無い中、この広告費で家族の大黒柱として生活を支えたのである。
俺は【きよたん】氏にも辻希美と同じようなことが起きていると思っている。
それなのに、【アンチ】の”やる気”を排除するのような仕様の変更をされてしまっては…。
「もうスパチャで生きていくしか無くなる!」
のかと。
【きよたん】氏には、生配信をすると高額スパチャを投げてくれる太客がいるらしく、そのスパチャ目的に週に一度くらいライブを行うようになっている(っぽい)。
【きよたん】氏は【やっちゃんねる】氏のように、アルバイトすらやる気は無いようで…。
むしろ【きよたん】が自己評価を勝手に落としていることで、【やっちゃんねる】氏が「お前は働いているから偉い!」という謎の好評価を受けているのには笑った。
まぁ、【アンチ】を<養分>と思えるような精神状態というのがいいのかどうかは本人次第だろうが。
再生回数のアベレージが2万から1万近くにまで減ってしまった【きよたん】氏…果たしてどうなっていくんだろう?
「人生系YouTuber」との言い出しっぺは私です!