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企画・アイデアの「独創性」と「汎用性」

 ふと…「あなたへのおすすめ」で

 このページからの投稿が出てきた。
 で、ここからリンクをたどっていくと…。

 このサイトにたどり着いた。
 この『企画倉庫』というサイト…最近開設したばかりのようだ。
 「企画のフリー素材サイト」と謳っているが、わかりやすく一言で言えば

「いらすとや」の企画版


 って感じ?
 「掲載されている企画ネタがたくさんあるので、YouTubeをやる時などの参考としてご自由にどーぞー」っていう。
 運営者は深田憲作さんという…俺とは違って売れっ子の放送作家さん(笑)。

 ちなみに、姉妹サイトとして『日本放送作家名鑑』というのも運営しているようだ。

 放送作家が自身の得意なジャンルを活かして新たにムーヴメントを起こそう…というチャレンジ。
 個人的には非常に興味があるし、面白そうだ。


 ただ、【note】でのフォロワー数とかを見ると「ちょっと苦戦しているな…」という印象もある。
 なかなか難しいよね…【放送作家】系に特化した企画サイトは。。

 というのも!!
 ちょうど昨日アップしたネタだけど…。

令和の時代…【放送作家】という職業は世間一般からあまり興味を持たれていない!

 という、悲しいけど厳しい現実もあり…。

好きな人は超好き!
だけど超人気ジャンル(職業)ではない!

 それが今の【放送作家】の現実リアルだと個人的には感じているわけで…。


 前述でも書いたが、多分10年ぐらい前なら俺が書いている有料マガジンもそこそこ売れたんじゃないかと思う。

 YouTubeなどの動画配信サイトはほぼ認識されていなく、俺が担当していた【あっ!とおどろく放送局】のような野良動画配信サイトが比較的あった時期なら…。
 まだ【放送作家】という職業に憧れを持てたんじゃないだろうか?

 ところがどっこい、HIKAKINさんやヒカル氏といった売れっ子・スターがYouTube界に登場したことで、若者の興味はテレビからソチラへ一気に流れていった。

 そもそも【放送作家】になりたい人って…心の奥底に

【承認欲求】


 が眠っている人が多いと思う。
 (※あくまで個人的見解です)

「有名人・芸能人と知り合いになって、同級生に自慢したい!」
「電波に自分の名前(やペンネーム)を乗せたい!」
「面白いことをして認められたい!」
「結果…モテたい!」www

 などの。
 それが…YouTubeならば!
 放送作家セミナーに数十万円かけて通わなくとも!
 事務所に入って(先輩の)リサーチ手伝いや無料ネタ出しでこき使われなくとも!
 自分で自由に発信することが出来るので、有名になれるかもしれないし、好きな企画もすぐに実行出来る!
 わざわざ、なり方が分かりにくい…「狭き門」の放送作家を目指さずとも、手軽に「承認欲求」を満たすことが出来るようになったわけだ。


 さらにタイミングが悪いことに「若者のテレビ離れ」というのが急激に加速し、【放送作家】という職業がさらに追い込まれているような印象を持っている。

 というのも。
 テレビとネットでの【放送作家】という立場の「決定的な違い」として…。

テレビは番組の最後に【構成:@@@@】と書かれた名前のエンドロールが流れるが、YouTubeでは(ほぼ)流れない。
つまり! 誰が構成を担当しているのか視聴者にまるで伝わらない! 

 霜降り明星さんのYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」に、白武ときおさんという作家さんが参加しているが。
 これがワリと知れ渡っているのは、白武さんが自らのプロフィール欄に書いているから。
 言われないと、チョコレートプラネットさんや今田耕司さんのチャンネルに作家が付いているのかどうかすら分からないので、放送作家という仕事が認知されにくくなるのでは?

 こうした現状なども重なり「若者の放送作家への憧れ」みたいなのは、今はごく一部のマニアの間にしか生まれなくなってしまっている…と推察している。

 なので、

この世間ネットの空気で【放送作家】特化型の企画はやりにくいな…

 と感じてしまったわけだ。


 もし、俺がこのサイトをテコ入れするとしたら…どうするだろうなぁ?


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