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【Evernote】がまたもやらかしていた件

 昨年の12月にEvernoteのサービスが改悪して約1年。

 有料化への誘導のしつこさ&勧誘・広告の酷さに嫌気が差し、Notionへとサービスを乗り換え、今は快適に「クラウドメモ・ライフ」を満喫している。


 が!!
 【Evernote】から移植したページで、【Notion】の検索システムではどうにも引っかかりにくいページがあり…。
 仕方なしに半年ぶりぐらいに”原本”の置いてある【Evernote】を開いてみた。
 すると…

相変わらず有料への誘導がエグい

 《リミットに達しました》という謎のメッセージが現れた。
 「リミット…? 何ソレ?」
 よーくみたら…「デバイスを同期解除」という表示がクリックできるようになっている。

 そっか…。

無料プランでは「デバイス間の同期」が不可能に…

ついにパソコンとスマホの
同期すらさせてもらえなくなっていたのか…。
【Evernote】も完全に
オワコン化したな。。


 まぁ、今はほとんどサービスを利用してないから別にいいんだけどさ…。
 にしても、何が「気が変わりましたか?」だよ。
 上から目線の文言にイラつく!!(怒)
 これがイタリアン・クオリティなのか?
 「お前らのサービスに課金なんぞしてたまるか!」という意思を改めて確認させてもらった。


 さて、デジタルの「クラウドメモ&ファイル共有」アプリである【Evernote】と【Notion】だが…。
 アナログノート術で言えば、【Evernote】は『情報は1冊のノートにまとめなさい』方式で、【Notion】は『バレットジャーナル』方式な印象かな?

 【Evernote】は後から検索することを主眼に置いて、とにかくメモやらファイルのデータをひたすら放り込み、時系列に保管されたデータの中から検索で目的のページを探す感じ。
 まさに『情報は1冊のノートにまとめなさい』っぽい。

 【Notion】は最初に自分でデータやファイルを置く場所を決めて、オリジナルのデータベースを構築していく感じ。
 まさに、自分で「キー」を決めたり「ページ番号」を書いたりなどしてデータのをまとめる『バレットジャーナル』の指向性に近いものを感じる。

 なので…「どっちにしたらいいのか?」という質問に関しては、【Evernote】にしろ【Notion】にしろ「自分にとって使い勝手のいい方」を選べばいいと思う。

 ただ、有料プランへの誘導が酷かった【Evernote】に関してはずっと嫌悪感を感じていたのと、使用頻度の割に月額1100円も支払っていられるかってことで、乗り換えに至ったわけだ。


 さらに、「【Evernote】ってマジで今、どうなっとんねん?」と思いググってみたところ、とんでもない事実が!

日本法人が撤退していた

 うわ…そうだったんだ。
 これって「リストラ」…みたいなもんだよね?
 ってことは、「法的な問題」が起きたら、海外の本社(イタリア)の方に訴えないといけないめんどくささが増えたってこと?
 うへぇ…。


 対して、ライバルの【Notion】はユーザー数が1億人を突破したらしい。

 完全に【Evernote】がやらかして離れていった乗り換え勢の影響だよね(苦笑)。

 ただ、【Evernote】もそうだったけど、フリーミアム戦略でどこまでサービスを提供できるかが、今後の【Notion】の命運を分けるはず。
 【Evernote】みたいに…

サーバー維持にお金足りないから、タダ乗りしているユーザーは機能制限しまぁ〜す。
今まで通り使いたい人は課金してちょんまげ!
ほんじゃ、ヨロシコ!

 ってなる可能性も無いとは言い切れない。

 今、【Notion】が無くなったら移籍先…もう”逃げ場”は無いぞ?
 一応はOneNoteとかGoogle KeepとかDropbox Paperも検証・検討してみたことがあるが…様々な理由で【Evernote】から代替できるレベルに至ってなかった。
 なので、今度こそ課金するしかなくなってしまう…。

 さてさて、5年後、10年後にはどうなっていることやら…。




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