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《Shortコラム》 サムい・カルチャー
西野亮廣さんの【Voicy】(を文字起こししたブログ)より。
これ、すごい身近感ある…。
というのも、お笑いが介在している業界には「サムい・カルチャー」ってのがあって…。
「@@しちゃってるの…サムッ!」
と、新しいチャレンジをする人や、都落ちした人のチャレンジをあざ笑う風習みたいなのが未だはびこっている。
「放送作家界では大御所なのに、SNSのフォロワーが全然いないよ。サムッ!」
「テレビで勢いが無くなったからって、YouTube(Webメディア)に必死じゃん…サムッ!」
とか。
そういうふうに仲間に馬鹿にされたくないがゆえに、SNSに手を出さない人もいるって言うし。
人気番組に関わっているからと言って、誰もが高須光聖さん(放送作家)になれるわけじゃないし、佐久間宣行さん(テレビプロデューサー・演出家)になれるわけでもない。
「えっ!? あの番組を作っているのにそんなフォロワー数?」という人もいれば「なんでリサーチャーがそんなフォロワー数いるんだよ?」って人もいる。
なので、若手であろうが大御所であろうが、本来はもっと「仲間に笑われる痛み」を覚悟して取り組まないといけないのだが…。
なかなかプライドなどもあって難しいみたいだ。
フォロワーに向けて「ちゃんと宣伝していますよ」感を出していても、物事は前進しないんだけどな…。
そして「イタい奴!」と思われても、やらない限りは誰にも届かないのよね…。
この俺の【note】しかり。
多分、同業者がこのページを見たら
「何、売れてもない作家が【note】で偉そうに語ってるんだよ…サムッ!」
と思うことだろう。
でも、その声を恐れて発信しないと何も引っかからないし、何もチャンスは生まれない。
「最後のあがき」としての【note】でもあるわけで…。
まぁ、俺の場合は「失うものがない怖さ」という…無敵の人の精神性に近いかも。