【神7】 それぞれのミチ 【AKB】
AKB48の”元”絶対的エース・前田敦子さんが俳優の勝地涼さんと離婚したというニュース。
俺、『おニャン子クラブ』のファンじゃなかったけど「おニャン子ファンは”こんな気持ち”で彼女たちの熱愛・結婚・離婚報道を見ていたのね」となんとなく分かるようになった。
……という記事を途中まで書いていたら、中座しているうちに先に同じ目線の記事を出されてしまった(笑)。
一応、自分が「書こう!」と思っていた証拠として…
4月上旬に最初にメモっていたことを記しておこう!www
(で、加筆含め、以下が俺なりの元【神7】の捉え方)
近年、元AKBグループ、元坂道グループの結婚・出産・離婚報道を頻繁に目にする機会が増加。
それだけグループの人数が肥大化していたってことでもあるが、「元○○」と付けた方がインパクトあるので、書き手がそう謳うのは当然のことだとは思う。
その中でも【神7(かみせぶん)】に関しては、そのサクセスストーリーをリアルタイムで見てきたし、何人かは取材してきたこともあるので多少の思い入れがある。
ゆえに「えっ!? ○○さんが結婚?」「あの子が出産!?」などと驚いてしまうわけで。
「順位の変動はあっても1位から7位までに必ず入り、人気の揺るがないメンバー」
第2回AKB48選抜総選挙において、これらのメンバーを【神7】と呼ぶようになった。
だが、第3回大会で早くも神の一角が”堕天使”となり地上へと落ちた。
以降、上位7位に入ったメンバーのことを【神7】と呼ぶことに。
いや…でもそれって普通に「ベスト7、トップ7」であって全然【神】じゃない…と個人的には思い続けている(笑)。
【神】は絶対的な存在だから【神】と呼ぶもの&呼んでいいものだと思うので、未だ新解釈の方の【神7】は認めていない。
そんなこんなで、本家・本元! 元祖【神7】メンバーと言えば…
前田敦子
大島優子
篠田麻里子
渡辺麻友
高橋みなみ
小嶋陽菜
板野友美 (※敬称略)
だが…。(※この中だと麻里子様のファンではある)
AKB48の輝かしい歴史を支えたこちらのメンバーが、今はなんか「う〜ん…」と言ってしまいそうな状況な人も。
前田敦子
ツイッター203万人、インスタ81万人。
AKBの絶対的エースとしてグループの絶頂期に卒業。
その後は女優にシフトするものの代表作は乏しく、勝地涼との結婚→離婚などのプライベートの方が話題に。
太田プロから独立したが、シングルマザーになった今、もう作品とかを選んでられない状況の中で今後どう活躍するのか見もの。
大島優子
ツイッター124万人、インスタ230万人。
現役時代は前田敦子と双璧をなしたものの、卒業後の活躍はパッとせず。
海外へ語学留学をしていたのだが…覚えている人いるかな?
須藤凜々花の結婚発表のやり方に「F●CK」の帽子を被って抗議したことが話題になったぐらい?
女優としてドラマに出演は続けるもののなかなかブレイクするには至らず。
(AKBの中では川栄李奈が女優としての評価が高いよね)
近年、バイプレイヤーとして知名度はアップしているものの、AKB時代のように(女優の)センターを張るにはちょっと時間がかかりそうだ。
篠田麻里子(推し)
ツイッター240万人、インスタ68万人。
タレント・女優として、各種メディアやドラマ・映画・舞台などで活動。
プライベートでは2019年に結婚し、翌年に長女を出産。
最初は顔をスタンプで隠していたものの、すぐに解禁。
現在はYouTube含め、子育ての様子を惜しみなく公開したり、雑誌なども親子で登場するなど「ママタレ」であることを前面に押し出し始める。
その甲斐あってか「第13回ベストマザー賞2021 芸能部門」を受賞した。
最近は俳句の番組で目立つなど、どちらかと言えばバラエティシフトしているイメージ。
ファッションブランドでコケて、Stand.fmでもコケて…でも諦めず、新しいことを常に模索し続けているメンバーって感じ。
渡辺麻友
芸能界を完全に引退。
SNSもやっていないので、山口百恵状態に。
高橋みなみ
ツイッター55万人、インスタ26万人。
AKB48の初代総監督。
バラエティ対応の良さ、責任感の強さなどもあり、卒業後は帯でラジオ番組を任されたりしたが…聴取率や視聴率が図抜けて取れる芸能人というわけでもなく、徐々に見る機会も少なくなっていき…。
で、みちょぱやにこるん、フワちゃんといった後輩タレントたちに出演機会を奪われるようになった印象。
コメンテーターとして活路を見出しているようだが…「毒舌」路線ではなく「責任感」路線なので、今後はどこまで走りきれるか!?
実力はあるのだが、インフルエンス力がいまいち足りてない気がする。
小嶋陽菜
ツイッター310万人、インスタ282万人。
個人的に、元祖【神7】の中で最も成功しているメンバーだと思う。
というのも、タレントとしての活動というより、ビジネス寄りへシフトチェンジし(麻里子様が失敗した)自分のファッションブランドを立ち上げ、プロデューサー兼モデルとして活躍。
AKB共和国や競馬の番組などでバラエティ路線を探った時期はあったが、結果的にメディアで消費されない現在のスタイルが一番いい感じに見えている印象。
板野友美
ツイッター208万人、インスタ104万人。
(この記事を執筆し始めた時点では大した活動してないと思っていたが)先日、第一子の妊娠を公表。
ママタレ(予備軍)として名乗りを上げた。
歌手活動に活路を見いだせず、しばらくおとなしくしていたと思ったが、結婚を機に急に活動が活発に。
今後、どこまでテレビ番組でプライベートを晒すか…それがブレイクするかの鍵になるかな。
SNSのフォロワーと売れ具合がリンクしているわけではないのが変なところで。
麻里子様などツイッターで200万人のフォロワーがいるのに、YouTubeはそれほど再生回数が回らなかったり…。
プラットフォームが違えばファン層も違うということか。
ちなみに、AKBグループの卒業メンバーでダントツで活躍しているのは間違いなく指原莉乃さんだろう。
MCの番組は数知れず、最近ではYouTuberとして美容動画が数百万再生を叩き出すなどテレビ&ネットと両面での活躍が著しい。
基本、女性芸能人が芸能界で長く活躍するためには、「芸人」以外であれば「女優」であるか「歌手」であるかしかないと思っている。
YOUさんや井森美幸さん、島崎和歌子さんら「バラドル・レジェンド」は別として、バラエティの世界で常に活躍し出続けている女性って…ほとんどいないよね?
鈴木蘭々さんとか鈴木奈々さんとかベッキーさんとか矢口真里さんとか…。
理由は色々あるにせよ、一時期出まくっていた人も今は若手に押されてしまい、第一線で活躍している印象は無い。
まぁ数年後にはフワちゃんやみちょぱさんも消え、新しい人材がテレビに出まくっている…というのがテレビだろう。
だから、アイドルグループ卒業後は「女優」を目指す人が多いんだと推察。
ただ、時代は変化し続けており、昔は無かったSNSの登場で芸能人というよりインフルエンサーとしてのお金を稼ぐやり方が生まれてきた。
木下優樹菜さんみたいに芸能界(タレント)を引退したにも関わらず、ネットニュースを賑わせる一般人もいるわけだし。
『かつて神だった獣たちへ』……ではないが、かつて【神7】と呼ばれたメンバーは将来、どんな風になっているんだろうな…。
テレビの出演需要は無くなっているかもしれないが、インターネット界隈で新たな【神】となっている可能性も十分にある。
元AKBだろうが坂道だろうが、結局は「稼いだ者勝ち」になってきている気がする昨今。