どうなる? 【前澤pay】
実業家の前澤友作さんが作っている”お金配りアプリ”……前澤Pay(仮称)。
以前にもnoteで書いたけど、配る方法がアプリということと銀行口座への紐付けなどを考えると、仮想通貨方面ではなくQRコード決済アプリの仕様になるだろう…と予測していた。
で、そのアプリを作るエンジニアを3月に募集し…現在「鋭意作成中」との報告が。
前澤さんのツイッターを追って見ていると、仕様としてはおそらく…
「前澤さんからのお金贈り機能」
「ユーザー間でのお金贈り機能」
「クラファンのようなプロジェクト立ち上げ機能」
が備わったものになるんじゃないかな〜と思っている。
というのも、以前にツイッターで…
「寄付文化を根付かせたい」と言っていたし、アプリの開発者の募集の際には…
と語っているので、そっち方面で動いていることはまず間違いない。
一方、このアプリ開発プロジェクトで懸念されていることと言えば…
「ツイッターの複数アカウント・複数口座にどう対応するか?」
「個人情報の管理は大丈夫?」
「スマートフォン非使用のフォロワーに配れる?」
「で! 人アタマいくら配るの?」
ということだろう。
これらを自分なりに検証してみると…複数アカウントへの対応としては「電話番号認証」を使うだろうなと思う。
さすがに『7 Pay』のような二段階認証をしない…というアプリにはならないはずなので、複数アカウントにある程度対応出来ると考えられる。
仕事とプライベートで2〜3台持っている人もいるし、複数の銀行口座を持っている人もいるが、それは特殊なケースなので「スルー」するだろう。
いちいち確認していたらきりがないので。
ただ、複数垢対策に…もしかしたらマイナンバーカードや免許証での認証を行うなどするかもしれないが…。
となると、よりセキュリティ面が重要になってくるね。
流出に対する自己防衛の手段としては、アプリがリリースされてから数日は様子を見て「セキュリティホールはなさそうだ」と確認してからダウンロードする慎重さはあってもいいかも。
で、前澤さんは「フォロワー全員に配る」と言っているが、さすがにPCオンリーのフォロワーには「スマホを何とかしてゲットしてよ!」と言うしかないんじゃないかな?
ただ、それをやると「嘘つき!全員に配る(贈る)って言うとったやんけ!」と、前澤さんは善意で配っている…という立場を忘れたクレーマーが続出しそうな予感(苦笑)。
これは…今後の様子(流れ)を見てみるしかない。
(PCオンリーのフォロワーを)切り捨てるか、解決策を見出してくるか。
そして、最大の疑問は「いくらもらえるの?」だよね。
前澤さんのフォロワーが約1000万人として計算すると…
1人100円×1000万=10億円
1人1000円×1000万=100億円
1人1万円×1000万=1000億円
1人10万円×1000万=1兆円
となるが、前澤さんの口座残高で1人10万円を配ると、多分破産しちゃう(笑)。
1万円となると…財産の10分の1を拠出しないといけないので…どうなんだろ?
キツイっちゃキツイけど、言い出しっぺとしてはこれぐらい出さないと男がすたる感覚もある。
1000円は妥当なラインではあるが「これだけ待たせて小学生の小遣いかよ」な金額では、これまた善意ということを忘れたクレーマーたちがツイッター上に溢れることになる。
なので、個人的な予想としては「宝くじ」方式にして金額にグラデーションをつけるんじゃないかな?
1等:1000万円×10名
2等:100万円×100名
3等:10万円×1000名
4等:1万円×1万名
5等:1000円(全員)
これなら【配った】感が出せるし、100億円ちょいの出費で済む。
前澤さんにしてみればバスキアの絵を買ったぐらいの感覚か?
かつ、外れたら外れたで「運がなかった」と諦めるしかないし。
さすがに、この方式ならクレーマーたちも黙るしかないだろう。
だって「金額の大小があれど、希望者全員にお金を配る」という初期設定は逸脱してないんだから。
ただ、前澤さんのSNSのコメント欄を見ると「期待してます」といった期待の声や「助けて!」と悲痛な叫びが多い。
なので例えば、母子家庭の母親が1万円もらったところで、それって”秒”で消える金額だから、それじゃ人は救えない。
ゆえに「全員は助けられないけど…高額当選した人は生活の足しにして!」な方式にするしかないのかなぁ〜と思う。
その采配は自由なはずだし。
だって前澤さんは”国”じゃないから、貧困層の人に手を差し伸べる義理はあっても義務ではないし。
ただ、前にも書いているが、前澤さんの最終目的はこんなところじゃないはず。
未来の日本での【寄付文化の育成】のために私財を投げ打っているわけで。
このアプリを知ってもらう宣伝費
→自分の手の届かないところで寄付を生む
といった社会の新しい仕組みを作るための投資ということなんだろう。
というわけで、仮称「前澤Pay」については、今後も動向を注目していくことにする…。