「夢の田舎暮らし」の現実とは…?
ここ最近、田舎暮らし系YouTuberたちが怒りの動画をアップしているのを見かける気がした。
まずは、りんさんという北海道に移住した女性YouTuber。
2020年のコロナ禍にチャンネルを開設。
ご覧のような可愛らしいビジュアルで、2年ちょいで登録者も50万人を突破!
そんな彼女が「田舎ならではの人間トラブル」に巻き込まれていたという。
怒りの要点としては…田舎暮らしした先の村の有力者に目を付けられ、困り果てたりんさんが他の住人に相談するも「Aさんには逆らえない」と黙認状態。
結果、そこから逃げるしか無かった…という。
で、週刊誌にその出来事を取材されたが、意図的に「村寄り」の記事になり、そこではりんさんが嘘つき呼ばわれされたことで、YouTubeで怒りの告発動画をアップした…という経緯のようだ。
また、こちらの柳生明良さんというYouTuberも移住先でトラブルになったとのことで。
自治体の制度を利用して移住したが、移住先の住民とトラブル勃発。
詳しくは語られていないが…(多分こんな感じ)
ということらしい。
そういや「夢の田舎暮らし」で言えば、先日バズったこのニュースが記憶に新しいところで…。
要は「郷に入っては郷に従え」ということだが。
「ルール守れる人だけ移住して下さい」という高飛車な態度に、ネットで総バッシングを受けたな…福井県の池田町。
にしても、こうして見ると「いろんな箇所」で人間同士の【思惑のズレ】を感じるよね。
こんな関係(相関図)だろうか?
で、この中で多分一番こじれているのが田舎側の「自治体」と「先住民」だ。
っていう。
要は自分たちが顎で使える人材が欲しいだけなんだよな…多分。
特にりんさんのケースなんて、確実に「異世界転生」漫画のテンプレじゃん。。
女なんだから権力者の言うことを聞け…っていう。
そんな閉鎖的な地域に人が集まるわけないだろ。
そういや、山口県で起きたあの事件の容疑者も「空き家バンク」を利用して移住したみたいだが…。
そんなことをしでかす「質」の人材しか集まらなくなるって。
金が無い、住むところも無いから、とりあえず金くれる田舎に行ってやろうか…みたいな人材しか。
加えて!
コロナ真っ只中の2020年の盆正月に【田舎】で起きた”アノ”事件…。
都会から帰省した人に「帰れ!」と中傷ビラを貼るような人たちが、田舎にはいっぱい住んでいるんだよ…残念ながら。
「一部の人だ!」というかもしれないが、【田舎】という得も言われぬ空気の中に飲み込まれているのは現実としてある。
俺の田舎である栃木県(の中の都会)でも、2020年は「そういう空気」があって帰省出来なかった。
という空気が。
悲しいけど、田舎の人にとって”人の悪評”というのは【最高のエンターテインメント】なのだ。
近所の人と「噂話」で時間を潰すのが「楽しみ」なのよね…。
みたいな噂が近所の住民の間で頻繁に飛び交っている。
若者がSNSで行っている行為を、田舎の高齢者たちは井戸端会議で行っているわけだ。
情報交換の場がインターネットではなく家のリビングだったり路上のだったりするわけで。
近年はYouTubeの影響もあり、古民家移住や田舎暮らし、自給自足生活などは再生回数の稼げる人気コンテンツの1つとなっている。
が! 「流行っているから、俺も!私も!田舎暮らしを発信するYouTuberに!」と安易に手を出すと…上記のような人間関係トラブルに巻き込まれがちになると思っている。
特に「子供」がいると、大人たちのいざこざに確実に巻き込まれるよね。
だって「学校の運動会」とか「地域のお祭り」とか…住民同士が協力しないと達成できないグループ作業が村社会にあるわけだから。
大人はともかく、子供を除け者にするのだけは避けたいだろうし。
田舎へ移住するには「理想」だけじゃなく「覚悟」も必要になってくる…。
完全に地域住人に頼らず「(最悪は)自給自足で生きればいいや」という覚悟が。
そんな気がしている。
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