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「ムラ」という共同体を考える
久々に西野先生の【Voicy】より。
現在、アメリカはブロードウェイで勝負をしている西野先生だが、そのブロードウェイで「(自分たちが)公演を打つためには何をすればいいのか?」という体験談の情報を発信している。
お金を持っている資本家でもダメ。
作品のクオリティを売り込んでもダメ。
必要なものは「人脈」なのだと語っていた。
それでもって、なんか今回のラジオは
「放送作家ムラとスゲー似ているな!!」
と思いながら聴いていた。
実は、放送作家業界も肝心なのは人脈で…。
「誰と繋がっているか?」で仕事に大きな影響が出てくる。
詳細は以下の【(有料)note】で書いたことがあるが…(苦笑)。
*プロデューサー
*ディレクター
*放送作家
誰と知り合いで、誰と相性がいい…みたいな人脈によって、作家の仕事の大半が形成されていると言っても過言ではない。
”それ”を知ることが出来るのが、番組で流れる「スタッフロール」だ。
そこには、その番組を作った人たちの職業(役職)と名前がクレジットされるわけだが…。
あれ、素人目に見ると分かりくにいけど、見る人が見ると
「この特番ってアノ番組のスタッフが作ったのね」
「作家のAさんとBさん、また一緒だな」
「あの作家さん、ここの制作会社とも繋がっているんだ」
など、人脈の情報が網羅されていたりする。
そして、それらの人物を知らないし、向こうからも知られていない自分には「お鉢」が回ってこないということに……。
「仕事が(ある程度は)デキる!」というのは最低条件としてあると思うけど、放送作家で仕事が来る人・来ない人の違いは「その人が持っている人脈」だ!!
で……。
その「大切な人脈」なんだけど、コロナ禍によりリモート会議が普及してしまった結果、人脈を形成する場がかなり失われてしまっている実情もある。
作家仲間はもとより、新しいプロデューサーやディレクターと名刺交換する機会が激減!!
昔からの知り合いからしか仕事の話が来ない。
この前、赤坂へ行く機会があったので、対面会議に強引に出席してきたけど…。
こうして人と合う機会を自分で作っていかないと、今後、仕事が広がっていかないと思った。
ホント、放送作家村に住み続けるのって大変なのよ…。