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【芸能】 大手事務所の長所短所

 最近、芸能人が独立するのが増えている気がする。
 お笑い芸人から俳優・女優まで。
 最初から個人事務所スタートする人を含め、とにかく【個人】というのが際立ち始めている。


 大手にいることがそんなに苦しいのか?
 そこで、大手の事務所に所属するメリット・デメリットを考えてみる。

《メリット》
・事務所のコネクションが使える
 (先輩とのバーターとか)
・大掛かりな作品のプロジェクトに参加しやすい
 (個人で東京ドームとかやるには資金問題とか出てくる)
・営業を自分でやらなくていい
 (ホームページの作成とか含め)
・スキャンダルから(ある程度)守ってくれる
・ギャラ交渉をしてくれる
 (取りっぱぐれがない)
・売れれば、ある程度の給料が保証される場合も
・事務所の税理士が面倒見てくれる

《デメリット》
・簡単に所属できない
・事務所の推しメンにならないとプッシュしてくれない
 (他にも代役がたくさん所属)
・ギャラからマネージメント料を引かれる
・やりたくない仕事もやらないといけない場合が

 みたいなところかな?
 個人事務所はその逆で。


 特に、フワちゃんの休業の件では、大手事務所ではなく個人事務所であることのデメリットが最大限に出てしまった。

タレントがフワちゃんしかいないので、彼女に休業されてしまうと、事務所のスタッフの給料が払えない

違約金などが発生した場合、個人事務所では借金などのツテに限界がある

スキャンダルを握りつぶせない

 今では大手でさえ、致命的なスキャンダルをすると握りつぶせないからな…。
 中丸雄一さんの件とかだって、ジャニーさんが生きていたら絶対に表沙汰にならなかっただろう。
 もしくは、後追い取材はさせない方針。

 どうしてそんなリスクを負ってでも独立したがるんだろう?
 西野亮廣さんみたいに…世界へ挑戦するためには吉本のシステムではどうにも動きにくかったから独立した、みたいな必然性が見えてこない。


 大手事務所に所属していたおかげで名前が売れて、後はネットでそのインフルエンス力を奮って稼ぐ…みたいなパターンなのか?
 なかやまきんに君みたいに成功したのが「隣の芝生は青く見える」なのか?
 意外と「ハイリスク・ハイリターン」なんじゃないかな〜と。

 「不倫なんか絶対しない!」と誓っていても、何かの拍子で交通事故の加害者になってしまうことだってある。
 薬物問題とかに巻き込まれてしまうことも。

 そこまでして個人事務所でやりたい理由があまり見えてこないんだよな…。
 ビジネス系な有名人は「SNSで仕事がもらえる」「大手にいる必要が無い」「YouTubeで個人で発信してやっていける」と啓蒙するが、そんな一筋縄じゃいかないような気がするんだけどね。

 テレビで成功したからって、ネット動画の世界で成功するかってのは別な話だし。
 上手くやっていける人は上手くやれるだろうし。


 別に仕事に直接関わりあることじゃないけど、ちょっと気になった傾向だったのでメモっておく。




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