深夜の完食図鑑・97食目「かき揚げそば」
タイトルだけ見ると
と思われるかもしれないが。
ということで!!
今回は赤坂にある『吉そば』というお店から。
新コロが流行する前は週4で赤坂へ行っていたので、毎週1〜2回は必ずここでかき揚げそばを食べていた思い出の味。
しかし、ここ2年ぐらいは食べられていなかった。
なぜなら!
赤坂へ来たら、別な「元祖・麻辣刀削麺」とかやすべえの「つけめん」を食べてしまっていたから(苦笑)。
それがこの前、食べる機会があって…。
久々の入店となった。
値段は470円になっていて、しかも無料だった「大盛りサービス」が姿を消していた。
うん…想定の範囲内。
相変わらず壁に「素材へのこだわり」が書かれている。
待つこと少々、いざ着丼!
「!?」
スーパービックリした…。
というのも!
「蕎麦の量、少なっ!」
「かき揚げ、小っちゃ!」
となったからだ。
ちなみに、こちらが新コロ流行前の『吉そば』の「かき揚げそば」。
大盛りだったので麺の存在感が半端なかったし…何より!
”かき揚げ”の大きさも段違い!?
天ぷらが小さくなったうえに、無料の大盛りサービスも無くなったかき揚げそばで470円はちょっとキツイかな…。
確かに小麦も値段が爆上がりしているし、サービスを削るのは仕方ないとして…。
そうは言っても…いくらなんでもスケールダウンしすぎじゃないかね?
『吉そば』の元ファンとしてはちょっと悲しくなった。
フードロスしようがないぐらい…あっという間に汁を飲み干してしまった。
ごちそうさまでした…ではあるが。
新宿の隣の街「初台」に『加賀』という…勝俣州和さんが本でオススメしていた「うどん・そば屋」がある。
書籍を見て行ってみたことがあるが、初めて食べた時の美味さが衝撃的で、以来「初台」を訪れる機会があれば、なるべくここで「一杯のかき揚げそば」を食べて帰るようになった。
で…ちょっと前「初台」に用事があったので久々に行ってみたら…520円に値上げしていたものの、そのお値段で…
揚げたてサクサクのかき揚げそばが食べられた。
(本来、そばの上にのっけて提供されるが、事前に言えば別皿にしてくれる)
まずは、そばと別々に食べて揚げたてのかき揚げサクサク感を楽しんだら、後半は濃いめツユにどっぷりつけてそばと共に一気に胃袋へとかき込む…至福のひとときとしか言いようがない。
なので…たった50円の値段の差なんだけど、満足度は数十段『加賀』のが上だと思った。
むしろ、コチラを知っている身としては『吉そば』は今後(相当なことが無い限り)食べないと思う。
『吉そば』さんよ…壁に貼り出すぐらい”味”にこだわりを持っているのは十分わかるけど、コスパが落ちに落ちまくってるのを隠しきれてないぜ…。
赤坂はビジネス街だから、『加賀』みたいに「揚げたての天ぷらが食べられる」とか手間暇かけるのは厳しいと思うんだけど。
そもそも、店に見向きもされなかったら…どうしようもないと思うんだけど。。
せめて、「天かす(かけ→たぬきへのアップグレード)は無料」とかさ…。
何かの「お得感」を感じさせて欲しいわなぁ。
ちょっと、元ファンとしては残念な気分でしかなかった。
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