宇都宮駅の「ご当地グルメ」を充実させてもらえませんか?
年末年始の帰省で新たな「ご当地グルメ」の開拓をミスってしまった…。
この、旅先で何を食べていいのか分からないという「ご当地グルメ」問題。
以前にもネタにしたが、栃木県に限らず全国各地で発生しているんじゃないかと思われる。
わざわざその土地まで行って
がまるで感じられない店が多いのよね…。
今回はスパイスカレーという「この味なら都内でも食べられるよね?」的なメニューに手を出してしまったわけだが。
この駅ナカのフードコート店の中で、特に【焼きそば】店が…俺には出店させた意味が分からなかった。
一応、過去に「宇都宮焼きそば」をB級グルメとして流行らせようという動きもあった。
が!
「宇都宮焼きそば」の特徴は何!?
ウィキペディアによると…
それって全国ほぼ共通、
同じようなモンやろ!?
作っているのが見えるようになっていたので量を確認してみたが…
と思ってカレーにしてしまったのだが…。
ちなみに、客入りはボチボチって印象。
閑古鳥が鳴いているわけではないが、繁盛店では無いだろう…という。
おそらく、あのフードコートで一番並んでいたのは『餃子の満天家』だったはず。
微妙に高い印象があるので俺は避けたけど、常に人が並んでいる感じだった。
他の…パン屋・ステーキ屋は比較的閑古鳥が鳴いているイメージ。
ステーキはいくらなんでも高すぎる(笑)。
宇都宮駅を利用する人の割合として、通勤・通学で通う人のが多いと思われるが。
そんな利用率でバカ高いステーキを食べる人なんて、めったにおらんと思うんだけどなぁ…。
てか、なんで『来らっせ』みたいな場所を駅に作らなかったんだ?
下手に”多様性”とか言ってラーメンとかカレーとかの店舗を入れるより、餃子で統一しちゃった方が人が集めやすくなりそうな気がするんだけど。
それに本家の『来らっせ』って…
メチャクチャ駅から遠いし、交通の便が悪いのよ。
バスで5分ぐらいなのだが、初見殺しというか…どのバスが近いバス停に停まるのかを見分けるには、駅前のバス停が多すぎる。
なので、あそこは「気合いの入った観光客」しか行かない場所になっている気がする。
一応、駅ビル『PASEO』には餃子のお店がいくつか入店している。
が!! お店の場所も別々だし、独立した形で営業。
一方、フードコートで食べられるようにすれば、複数の店舗の餃子を1〜2人前ずつ買ってきて、店内のテーブルでシェアしながら食べ比べなんてこも出来るはずだ。
むしろ、それが醍醐味でありウリになると思うんだけどなぁ…。
導線の設計というか、イベントの仕掛け方が絶妙に下手すぎる。
ハコモノ大好き行政と同じく「作りゃ人が来るだろう!」的な…お役所と同じ考え方に感じた。
もし、そういった餃子統一のお店の出店が難しいなら、もうちょっと凝った栃木県の名物を出すお店とかに出来ないのかね?
個人的に栃木を打ち出すなら…鹿沼の「ニラそば」とか、ボリューミーで美味しかった印象あるし。
なんなら「佐野ラーメン」でもいいと思う。
マニアックなところで言えば「蕎麦湯を使ったゼリー」を出すお店なんてのも栃木県にはあるぞ?
それらを全て無視して、スパイスカレー、パン、焼きそば、ステーキ…。
全然”栃木”感がしないお店ばかり揃えて、一体『PASEO』は何がしたいんだろうか?
もう少し「栃木に来て楽しかった!」と思える読後感を味わえる店舗づくりを望んでいる。