「普段通りの野球」を取り戻せ
日本シリーズ第3戦は阪神タイガースの追い上げも及ばず、5-4でオリックス・バファローズが勝利し、対戦成績2勝1敗とオリックスがリード。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2021014376/top
シリーズ開幕前、僕はタイガースが普段通りの野球が出来れば勝てるだろうと思ってた。
それはつまり、先発投手が試合を作り、打線は数少ないチャンスを活かして得点を挙げ、中継ぎ・抑えが守り切って接戦を制する野球。
第1戦は予想に反して相手エースの山本由伸から6点も取って快勝したのだが、僕は勝てるとしたら1-0とか2-0といったスコアだと予想していたので、この結果には驚いた、というか戸惑ってしまった。
果たしてこれは普段通りの野球と言えるのか!?
勝つには勝ったが、普段とは違う野球をしたことで逆に不安になってしまった。
そんな嫌な予感が的中してしまい、第2戦は先発の西勇輝が3回に自らのエラーをきっかけに先制点を許すと、続く4回も四球から崩れて4失点と「らしくない」ピッチングとなってしまった。
打線もいいところなく4安打に抑えられ、8-0で完封負け。
嫌な流れ。2005年の悪夢がフラッシュバックしそう・・・。
場所を甲子園に移して行われた昨日の第3戦も、先発の伊藤将司が自らのエラーも絡んで4失点してしまうという「らしくない」ピッチング。
(球審の厳しい判定に泣かされた面もあるけど)
しかし、7回にルーキー・森下のタイムリーなどで1点差に詰め寄ってからは、明らかに流れが変わった。
8回・9回は中継ぎ陣がランナーを出しても0点に抑えるという、レギュラーシーズンに何度も見せてくれた素晴らしい投球で流れを相手に渡さなかった。
これは普段通りの、自分たちが今年やってきた野球だと思う。
昨日の終盤に自分たちの野球の感覚を取り戻してくれていれば、第4戦以降は希望がもてるかな。
まずは先発投手たち、特にこれから日本シリーズ初登板となる才木、大竹がレギュラーシーズン同様のピッチングをしてくれたら、勝機はあると思う。
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