リンクスの魔導デッキについて

 初めまして、シュンと申します
 この度、今自分がデュエルリンクスのオンライン大会で主に使っている魔導デッキについて紹介・解説をして皆さんに広めていきたいと思い記事を書くことにしました。
 初めての投稿ですので読みにくい部分など至らぬ点があるかと思いますが最後までよろしくお願いします🙇‍♂️
 まず魔導というテーマについて解説したいと思います。
 魔導とは魔導書という魔法カードを主体とし魔法使い族でビートダウンを仕掛けるデッキです。
 以前沈黙の魔術師サイレント・マジシャンが採用されたいわゆるサイレント魔導というデッキが流行りました。あちらは主に数ターン掛けて相手を倒すコントロール系のデッキタイプでした。


 しかし、現在自分が使用している魔導は最近実装された魔導法士ジュノンが採用された早期に相手を倒しにいく速攻に近いデッキとなっています。

環境に対する魔導
 1/7時点での現環境においていわゆる環境デッキと呼ばれているのは、サンドラ・デスペ・聖騎士を筆頭にBF・剛鬼・トラミッド・炎王・青眼などが挙げられると思います。
 それぞれに対する相性でいうと大まかに分けると
・サンドラ・デスペが不利対面
・罠ビ(剛鬼・トラミッド・青眼など)有利対面
・ワンキル系(BF・HERO)後攻ゲー
・先攻制圧系(聖騎士・炎王・WCなど)先攻ゲー
と個人的に考えています。
 コイントスに左右される事が多いですが、逆に魔導はかなり広い範囲で対応することができるデッキだと考えています。
 さらに基本勝敗は二本先取で決まるので一方的にコイントスの運で決まることは少ないので、非常に勝ちやすいデッキだと思い使用しています。

 こちらが最近の大会で2日連続ベスト4入賞した際の構築になります
 デッキコンセプトとしては先攻なら墓地に魔導書を3枚用意して魔導デッキ最大の強みである万能除去のゲーテを構えます。

 後攻の場合はジュノンとバテルを並べてヒュグロの魔導書をつけて4000打点でワンキルを目指します。
 上記のプランで戦えるように構築をしました。
 各カードの採用理由として
・魔導書士バテル・グリモの魔導書
 こちらはデッキを回転させるためのメインエンジンですので3枚ずつの採用です。
 魔導書は1ターンに1度しか使えない制約があるので同じカードが被ってしまうと事故の元になりますが、この2枚は基本的に枚数を弄ることはありません。
・魔導法士ジュノン
 このデッキのメインアタッカーです。バテルと違いサーチすることが出来ないため3枚採用です。
・ゲーテの魔導書
 上記の通りこのデッキ最大の強みになります。対象を取らずに裏守備にしてり相手を除外できる万能除去カードです。
 最近ですと因果切断で対象に取られたモンスターを裏守備にして躱したりします。
・トーラの魔導書
 このカードの実装により罠ビデッキに対して有利を取れるようになりました。
 出来れば素引きしたいのですが、被ってしまうと事故の元なので2枚にしています。
・魔導書庫クレッセン
 先攻で墓地に魔導書を貯めるため必要なカードです。
 このカードによってアド損せずに3枚貯めれます。
 以前は初手でアクセス出来なかったら場合、後引きしてもほぼほぼ使うことが出来ない事故要因でしたが、ジュノンとラメイソンの実装によりターンを跨いでも墓地の魔導書をなくして発動することができるようになったため2枚にしました。
・アルマの魔導書
 これは除外によって無くなった墓地リソースを回復させる役割が一番大きいです。
 1ターン目に使用することは少ないですが、やり取りでターンを跨ぐ場合、これにより主にゲーテで除外したグリモの魔導書を回収します。
 初動に絡まないのですが、リソース・後続確保のために2枚採用してます。
・ヒュグロの魔導書
 打点補助・後続確保が主な役割です。グリモやバテルからサーチできるので1枚です。
・魔導書院ラメイソン
 魔導はグリモ・バテルにより高速でデッキを圧縮することができます。発動が自分のスタンバイとやや遅いですが、それによりデッキに残っている欲しいカード(主にジュノン)を引きにいける優秀なドローソースです。
・セフェルの魔導書
 主にグリモをコピーして先攻で墓地に魔導書3枚貯めたり、後攻の時はヒュグロをコピーして打点を2000アップさせたりします。
 多くの人がこのカードを2枚採用していますが、僕は単体で機能しないカードなので1枚にしています。
 次に使用しているスキルですが、あーばよを採用してます。
 こちらはジュノンと相性がよく、例えば後攻時に1度破壊効果を使ったジュノンを手札に戻し再び出すことによりもう一度破壊できたり、底無しやカナディアのような裏守備にする罠を受けた時にリカバリーできるからです。
 またバテルが生き残ってターンが返ってきた時にバテルを戻すことにより後続確保も行えます。
 最後にエクストラのモンスターですが、ぶっちゃけてしまうと今まで使ったのはシャインエルフ1だけです。
 クランブル・ロゴスも効果は優秀ですが、種族が魔法使いではないのでまだ使っていません。
 あとはランク7にタイタニックモスがいますのでそれも採用していいと思いますが、おそらくジュノン2体並べてる方が強いのでこちらも出すことは無いでしょう。
 以上が各カードの採用理由になります。
 あくまでこれらは僕が大会で使ってきた結果感じた感想なので、これが正解とは全く思いません。
 参考にしていただけたら幸いです。
 次に基本的な回し方とプレイングについて解説します。
 まず、先攻の場合は墓地に魔導書を3枚貯めた上でゲーテを伏せれるように動きます。理想は初手にグリモとバテルとクレッセンの内2枚が来ることです。この場合一切アド損せずに墓地3ゲーテとラメイソンを構える事ができます。
 仮にバテルとグリモが初手の場合、手順としては
1バテル召喚でクレッセンサーチ
2クレッセン発動(ここで選ぶ3択はセフェル・ゲーテ・ラメイソン)
3グリモ発動でクレッセンで加わらなかったカードをサーチ
4セフェルで残りのカードサーチ
 これにより最終的にクレッセン・グリモ・セフェルの3枚が墓地に溜まり、手札にラメイソン・ゲーテが残ります。
 また先攻でジュノンを引いている場合SSできるのであればしておきましょう。理由としては仮にターンが返ってきたとして、初めのドローとラメイソンのドローでどちらかでももう1枚ジュノンを引いてしまった場合出せなくなってしまうからです。
 初手にグリモとクレッセン以外の魔導書しか無い場合は墓地2のゲーテを目指します。こちらは直接の除去ではありませんが相手の展開を妨害することはでき、さらに自分のバテルに打つことで後続確保にも繋げれます。
 
 次に後攻の場合ですが、こちらが目指すのは相手の盤面のカードを退かしてバテルとジュノンで4000削ることです。基本は先攻と同じ手順でサーチを連鎖させるのですが、サーチの選択肢としては先攻の時のラメイソンの枠がトーラやヒュグロに変わります。
 また、相手の盤面を退かす手段としてはジュノンの破壊効果とゲーテによる除外です。スキルを駆使してより多くの相手のカードを破壊します。
 またライフを削りきれないと判断した場合、先攻同様墓地3ゲーテを伏せてターンを返すこともあります。ただ魔導は妨害がゲーテしかないので出来るだけ後攻の場合はワンキルを狙いましょう。
 如何でしたでしょうか?
 以上が魔導の基本的な構築と動きになります。
 正直ランクマのような不特定多数のデッキと当たる環境ではあまり強さを実感出来ないと思いますが、大会環境ではそこそこ戦えています。
 もしこの記事を読んでいただいて、各対面に対する動きの要望などあればまた後日に追加で書きたいと思います。
 またこれにより少しでも魔導に興味を持って組んでいただけると幸いです。色々な人の意見を聞きさらにより良いアイディアを見つけたいと思ってます。
 それではありがとうございました。

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