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[UIから紐解くサービス理解] 一覧画面に表示されている情報をまとめてみた!(〜クラウドファンディング編〜)
こんにちは!
合同会社カイギャク、代表の福井駿一と申します。
「UIから紐解くサービス理解」の第二弾、今回はクラウドファンディング編です!
一覧画面に表示されている、募集コンポーネントの情報をまとめました!
クラウドファンディング事業をやろうと考えている方の助けに、少しでもなれると幸いです。
※メモ書きに自分の思ったことを書いていますが、あくまで個人の主観なので、「こいつはこう書いてるけど、自分ならこう思う。」という楽しみ方がおすすめです!
また、クラウドファンディング系の事業アイデア、調査をした記事もあるので興味ある方は見てみてください!
1, CAMPFIRE
サービス概要
CAMPFIREは、一般的な「購入型」と呼ばれるクラウドファンディングをサポートするサービス。 購入型クラウドファンディングは、起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を支援し、支援者はそのリターンとしてモノやサービスを得ることができる仕組みです。
株式会社CAMPFIREの運営するCAMPFIREですが、クリエイター向けのCAMPFIRE Creationだったり、社会問題の解決を目指したGoodMorningだったりのジャンルごとに特化したクラウドファンディングサービスを提供してるのも印象的でした。
CAMPFIREの強みとしては、取り扱っているジャンルやカテゴリーの多さが挙げられるようです。
UIにどう現れるのか楽しみですね。
サービスリンク
募集コンポーネントの画像
![](https://assets.st-note.com/img/1666136848128-tW3ui0n1JR.png)
表示してる情報
サムネ画像
募集エリア(登録してる場合のみ?)
いいねマーク
タイトル
タグ
募集者の名前
目標達成率
現在集まってる金額
支援者
残り日数
メモ
タグの色がグレー統一
ビジネスマッチングサービスでは、タグの種類ごとに色が複数用意されてましたが、CAMPFIREでは、どのカテゴリーでも一色に統一されてるようですね。
ジャンルが多いだけあって、色足りなくなるのもありそうだが、他の意図もありそう。
グレーって落ち着いててみやすい。笑
目標達成率以外、黒かグレーしか使われてない
目標達成率を重視して貰いたい意図としては、「ここ達成率低いから支援してあげよう。」ユーザーのアクションを促すためか、「ここめっちゃ集まってるから俺も支援しよう。」ユーザーのアクションを促すためか、それともどちらの意味もあるのかな?(自分だったら「ここめっちゃ集まってるから気になる」ユーザーだな。)
ユーザーの意思決定に大きく関係する場所だから、ここだけ色使ってそう。
現在集まってる金額、支援者、残り日数のバックグラウンドカラーにグレーが指定されている
目標達成率の次に目がいく。この情報もユーザーのアクションを促す上で重要な情報だからかな?
こういう色の使い方なんかオシャレでいいな。と思いました!
2, Makuake
サービス概要
Makuakeは株式会社マクアケが運営する、クラウドファンディングのサービスです。新商品を打ち出したい企業は、Makuakeのプラットフォーム上で商品を宣伝することで、顧客から資金を集めることができます。
サイバーさんの子会社が運営しているMakuakeですが、オンライン0次市場をターゲットにした初めてのサービスらしいですね。
あと、プロジェクトごとのサポートも厚いってカンブリア宮殿で言ってました笑
サービスロゴがカラフルなので、Makuake自体にもカラフルな印象を勝手に持ってるのですが、UIの方はどうなんでしょうね。っていうのを下で見ていきます。
サービスリンク
募集コンポーネントの画像
![](https://assets.st-note.com/img/1666175842555-OAX5IR91iJ.png)
表示してる情報
サムネ
タイトル
残り募集日数
集まってる金額
達成率
メモ
情報が最低限でとてもシンプル!
クラウドファンディングの日本でのサービス展開が2011年で、Makuakeのサービス開始時期が2013年なので、CAMPFIREのサービス開始時期の2011年と比べると後発のサービスだけあって、残りの募集日数や集まってる金額など、わざわざ文字にせずとも分かると、削ってる分シンプルでわかりやすいですね。
気になる。も詳細画面に入らないと出来ない設計になっており、「いいねしすぎて分からなくなってきた」状態を無くしてますね。CAMPFIREもAirbnbみたいな感じでお気に入りリスト作れるようにして欲しい、
募集した人の情報が出てないけど、確かに人よりコンテンツの方が気になるから、コンテンツに集中出来るのは良いですね。
Makuakeも目標達成率が目立つ。
やはり、クラウドファンディングサービスでは、ユーザーのアクションを促す上で、目標達成率は大きな軸としてあるらしいですね。
応募始めたばかりの投稿には目標達成率や集まってる金額、残り日数が表示されてないのを見ると、その3点が大きな軸としてあって、応募始めたばかりの人が不利にならないように表示してないのが伺えます。
次はちょっとサービス色を変えて、株式投資型のクラウドファンディングを見ていきます。
3, ファンディーノ
サービス概要 from 公式
FUNDINNOは約10万円から未上場のベンチャー企業に投資ができるサービスです。
FUNDINNO(ファンディーノ)は株式投資型クラウドファンディングと呼ばれる仕組みを用いて、
未上場のベンチャー企業に投資ができるサービスです。
2017年に国内で初めてサービスを開始し、
個人の投資家の方が少額からベンチャー投資(エンジェル投資)ができる仕組みを創り出しました。
FUNDINNOは一般的な総合証券会社同様の「第一種金融商品取引業者」という、なんともイカつい免許を持っているらしいですね。
投資する事で節税できたり、リターンも場合によって貰える。という何とも魅力的なサービスですね。
サービスリンク
募集コンポーネントの画像
![](https://assets.st-note.com/img/1666181154457-6mwrmUOWzA.png?width=1200)
表示してる情報
サムネ
募集を出してる会社名とロゴ
タイトル
タグ
募集カテゴリーを表すタグ
達成率
残り日数
投資家の数
達成率
集まった金額
メモ
一枚のコンポーネントのサイズが大きい!
表示されている情報が多いからですが、一つ一つのインパクトがすごい笑
募集者が前面に出されてる
投資型クラウドファンディングだけあって、今まで見てきたCAMPFIREやMakuakeと違い、募集してる人の情報が大切になってくるサービスだからしっかり強調されてますね。
集まった金額だけでなく、どのぐらい集めたいかの情報も出てる。
どのぐらいの金額集めたいかを見ると、その事業の規模感も分かるから出しているのかな?
達成率と同じぐらいの文字サイズで出ているので、投資を決めるためには同じぐらい大切な情報になってくるのだろう。
確かに規模感がわかると、初心者の人からしたら「みんなお金ここに突っ込んでるから俺もここに投資するか!」と決めやすいのはありそう。そう見ると、FUNDINNOは投資初心者がメイン層になってくるのかな。
まとめ
やはりUIからサービスの特徴が見れて面白いですね。
クラウドファンディング系のサービスを作る際は、達成率、現在集まってる金額、残り募集日数の三つの情報をうまく表示するのが肝になりそうですね。
あと書き
Makuakeに関しては、以前UIトレースやっていたので、興味ある方は見てみてください!
Makuake!
— 福井駿一 (@fukusyun) July 27, 2021
この、今までにない買い物体験を生み出すサービスはとても勉強になるので後でもう少し深ぼります!#Makuake #UIトレース#デザインのドリル pic.twitter.com/hjafhYul0C
追加で、UIから紐解くサービス理解の第一弾はこちらです!