モーテルの過ごし方
ハマれば、書ける。が、グッと頭と体力がかかるから程々に御付き合い下さい。
そういえば、いろんなとこへ行った。
色んなとこで、色んな人と会った。
忘れないうちに書いとこう。
自分が刻む為にと、誰かのきっかけの為に。
モーテルが好きだ。
何かと起こるハプニング、「絶対値切れる」と前職の社長に叩き込まれたジブン。チェックインの時は、一回交渉しないと気がすまない。
後、ボロモーテルの行き当たりばったりは「旅してる感」を高めてくれる。
「わっ、可愛いペンやね〜」とか、絡むクセは友達のタイラー譲りか。
こいつも、絡む。兎に角、声をかける。
「はーい。おっ、綺麗だね。良いね。」とか、言いながら何処にでも入っていく。
彼の話は、またどこかタイミングで。
何か探して入るんだから、僕は部屋には居ない。
友といるなら、部屋で飲んだりもするが
なるべく窓をあけたり、ドアをあけている。
モーテルに、いる奴等が面白いからだ。
住みつくならまだしも、犬を部屋の前で飼ってるメキシカンのファミリーとは仲良くなって朝、犬の散歩に付き合ったし、
黒人ニューハーフの売春婦に$100で買ってくれと泣かれた時は、どう断ったら彼女を傷つけないか言葉を選んだ。
なんかないかな〜。と、モーテルを散歩してモーテル周りを歩いてみる。絶対、なにかある。
パッと入った店で、見たバイアグラ。
私「ええ、グラフィックやな〜。おっさんコレ売れるん?」
彼「売れるで〜。クリスマスイブが1番や!ウチだけで200個は売れるわ〜。」
ゆうて、おっさんとニヤニヤするのも楽しいし。
若い時、NYに連れて行って貰った時、社長さん達や、大手バイヤーさん達がホテルの部屋に篭って酒飲んでた時、不思議でしょうがなかった。
「なんでなんやろな〜。コンビニに歩くだけで楽しいのにな〜。」
俺なんか、未だに酒買って帰り道のフロントの姉ちゃんに絶対「部屋で飲もや〜」声かけにいくのにな〜。
そう。ここで白状する。
私は海外での夜は、全く仕事せず遊んでいる。