ジャマイカの運転
そういえば、いろんなとこへ行った。
色んなとこで、色んな人と会った。
忘れないうちに書いとこう。
自分が刻む為にと、誰かのきっかけの為に。
ジャマイカ人は車の運転がパワフルだ。
歴代の名アーティストが、交通事故で亡くなってるので分かる通りに、なんせ車の運転が荒い。
運転全てが全力だ。
アクセルは全力で踏込み、ブレーキも当然だが急ブレーキをフルで踏み込む。急ハンドルには覚悟していたが、バックもベタ踏みした時は驚いた。
信号なんか滅多にないし、道はコンクリートが陥没していて穴ぼこがしょっちゅう。
それを猛スピードで、避けながら走るんだから前後左右からクラクション。
窓は全開、カーステから流れるダンスホールはフルボリューム。
因みに、タクシーもバスも全部そうだ。
公共のバスも、違法で勝手にやってるバスも、スクールバスもフルボリュームで運転が荒い。
ただ、バス車内はダンスホール、ラバーズ、ダブ、スカ、ボブ・マーリーと運転手の趣向があって本当に楽しめる。
ジャマイカでは交通事故にも気をつけて欲しい。
とゆうのが、僕の感想。
そもそもジャマイカ人にとっては目的地まで楽しく行くのが全てなのだ。
迷惑をかけないように、目立たないように。
忍び足。の日本人感覚ではなく、
楽しく、パワフルに、テンション高く。
荒い運転も、3日も経つとトロっとした僕には、もうそっちの方が楽しくなっていた。
今度、ジャマイカ人の米兵がウチの山に遊びに来るらしい。彼が、山道を落ちない事を願う。