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できない癖にとやかく言うな
子どもに言われると結構ぐさっと来る言葉が「できない癖に」です。
言われるタイミング
「できない癖に」という言葉を言われるのは、以下のようなときです。
◎ 上っ面な意見を言ったとき
◎ 知ったかをしたとき
◎ したことないくせに、できないくせに意見を言ったとき
子どもはどう感じるか
以上のようなときに子どもが思うことは、知らないくせにいちいち言ってくるなよ、です。
実際に子どもに言われたこともあります。
その時はかちんときましたが、今思えば私の指導の仕方も悪かったように思います。
知らないくせに、偉そうに指導したような記憶があります。
自分が子どもでも同じような態度をとっていたような気がします。
対策
では、子どもに「できない癖に」と言われないようにするための方法は何があるのか。
子どもたちと接する中で自分なりに見つけた対策を書いていきたいと思います。
私がしていることは「教えてもらう」です。
先生がすべてを知っている必要はないと思っています。
知らないことがあるのも当然です。
ここで、知らないくせに偉そうに知ったかをすると子どもからの反感を買う可能性があります。
だからこそ、私がすることは「それってどういうこと?」「それって何?」みたいに
「知らないから教えて」というスタンスで子どもに教えらもらう、ということをしています。
すると子どもたちは「先生のくせに知らないの」というようなことを言ってくることもありますが、普段教えらもらう側なのに、自分が教えることができる立場になるため嬉しそうに話しをしてくれます。
このようなスタンスで子どもたちと接していると、子どもとの関係もよくなるし、子どもが先生を見る目が変わっていきます。
まとめ
さて、ここまで先生としてのスタンスについて書いてきました。
子どもたちに教えてもらう、という立場も大切です。
ただ、媚びへつらうというわけではありません。
ある程度の線引きをしっかりとして、指導すべき時はしっかりとする、
そんな態度も大事です。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。