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できることをコツコツと、それが早く仕事を終わらせるコツ。

 先生の仕事は毎年ほとんど同じ動きです。

 もちろん、子どもの動き、考えなどは、一日一日変化しますが、

 すべき仕事に関してはだいたい同じです。

 自分の中でパターンを作っておく。

 そうすると早く仕事を進めることができるはずです。

 

 1年目の時はとにかく夜遅くまで残り仕事をしていました。

 時計を見るたび、どんどんときが進んでいく。

 あんなにもときが進むのを早く感じことはありません。

 時は進んでも、仕事は終わらない。

 恐ろしかった記憶が今でも鮮明に残っています。

 
 では、なんで仕事が終わらなかったのか、少し1年目を振り返ってみます。

原因① 授業計画が曖昧であった。
 今考えればなんて無謀な、、と頭を抱えてしまうようなことをしていましたが、自転車操業で授業をつくっては、次の日に実践しては、というようなことを繰り返していました。
 だから前日の夜は学校に残ってずっと仕事に追われる。

 もっと余裕をもって授業をつくっておけばよかったと思います。

原因② 授業にこだわりすぎた。 
 良いことであるとは思います。
 ただ、ある程度のところで線を引かないとどこまでも思考が飛躍してしまいます。飛躍して良いものができるとは限らないです。
 飛躍しすぎると、机上の空論で、あれもよい、これもよい、あーあれもしたい、と、どんどん関係のない方向に進み、最終的に着地点が見えなくなることもあります。
 だからこそ、ある程度のラインをあらかじめ決めておく。

原因③ 授業以外の準備に時間がとられた。
 はじめての担任。
 クラスのこと、休んでいる子どもの保護者への電話、家庭訪問、校務分掌、やるべきことが多すぎます。 
 ただ、1年目は手順も、要領もつかめていないので、行き当たりばったりで、いろいろなことに手を出してはやめて、また違うことに手を出してと、むちゃくちゃな働き方をしていました。
 今思えば、もっとうまくする方法があると後悔しています。
 そのために、TODOリストをつくったり、マルチタスクではなくシングルタスクで仕事を行う、そんな工夫が必要でした。

原因④ 優先順位をつけるのが下手だった
 予定は決まっています。
 それに向けて仕事をすればよかったのに、目の前のことよりも、もっと先でもよい仕事を一生懸命にしていた。


以上の4つが原因として考えられます。

今の私は、当時の私に言えることは

「仕事の管理をして、優先順位を立て、一つずつでいいからしなさい」

です。

慌てずになすべきことをなせばよい結果につながると思います。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


何かの参考になればうれしいです。

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