感情VS感情
今回は、子どもに指導をする際に、よく起きることや、そこでの注意すべきことを紹介したいと思います。
感情vs感情
子どもへの指導ってとても難しいですよね。
お互いの正義があるため、なかなか円滑に話は進みません。
そういう時こそ、感情と感情がぶつかる、ということが起きます。
ただ、これが指導がうまくいかない理由の一つだと思います。
感情的な指導にならないような工夫を書いていきたいと思います。
① 指導上によく起こること
子どもたちには子どもたちの想いがあります。
先生にも、先生の想いがあります。
その想ったことをそのまま伝えあっても、物事は前に進みません。
しかし、このような場面は教育現場でよくあることです。
先生たちがあつく指導をする。
しかし、子どもたちは先生の言っていることに納得がいかない。だから納得がいかない顔をする。そんな顔をしているから先生たちは余計にヒートアップしてあつく、長時間指導をしてしまう。
すると、余計に子どもたちも反抗的になる。
感情的な子ども対して、先生が感情的に叱っても何も変わりません。
だからこそ、ぐっと我慢することが大事です。
② 指導上の注意点 感情的にならずに、客観的な視点も入れながら話をする。
では、どうするのか。
先生は一度ぐっと我慢する、そして子どもの言い分に耳を傾ける。
そんな気持ちが大切です。
子どもを説得するのではなく、子どもを納得させる。
子どもの口から「あーたしかに」、この一言を出したら指導は価値のあるものになると思っています。
「とにかく守りなさい!」では変わりません。
子どもを納得させるには、まずは、しっかりと話を聞く。
そのうえで、先生としての想いを述べる。
それに対して子どもがどう思うかを聞く。
この対話が大事だと思います。
だからこそ、感情的にならずに、主観を入れすぎず、客観的な視点も入れつつ、話を進めていく。
これが大事だと思います。
③ 我慢のコツ
子どもの指導をしているときは、信じられないほど怒りがやってくることがあります。
でも、その怒りを感じてしまうと、冷静に、客観的な視点も入れての指導ができなくなります。
だからこそ、必要なのがアンガーマネジメントです。
怒りを抑える方法として有名なものです。
具体的な方法としては深呼吸して、6秒待つ。
たった、これだけ、怒りを鎮めてから、気持ちを落ち着かせて、リラックスして指導をする。
まとめ
以上では、指導上に起きうることや、指導上の注意点、指導上しているコツをまとめてきました。
生徒指導ってとても難しいですよね。
なかなか成功が見えない分、成功体験が積めず、自分の指導が正しいかが分からないのが悩ましいところです。
だからこそ、いろいろな方法を試してみてください。
そして自分なりの指導方法を見つけてみてもいいかもしれないですね。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。