頭の中に経験という名前の本棚をつくる。
日々の失敗、経験をそのままにしていませんか?
とてももったいない、と思います。
はじめまして、先生をしています、旬五郎といいます。
先生1年目の方や、学校の先生を目指す方の支えになればと思い投稿します。
読んでもらえると嬉しいです。
今回は「頭の中に経験という名前の本棚をつくる」ということです。
ん?と思われた方もいらっしゃると思います。
これは私の持論ですが、
頭の中にある本棚をぱんぱんにして、新しい本棚をどんどん設置したいと思っています。
どういうことか。
日々の経験や、失敗、成功体験、先輩の姿から学んだこと、子どもとのやり取りで学んだこと、など
多くの学びや気づきを頭の中に記録するということです。
その記録のことを本棚という言葉で表現しました。
様々な大きさや、色の本棚を設置し、それを時期や、場所、種類ごとに分類していく。
生徒指導用の本棚
学活用の本棚
授業用の本棚
給食指導用の本棚
部活指導用の本棚
生徒との関係性の作り方の本棚
というように、様々な本棚を設置していきます。
その中では、経験から得た学びや、失敗から得た学びを一冊の本にして収納しています。
そして必要な時に、必要なものを取り出せるようにしています。
ここで重要なのは、事細かく分類するということです。
生徒対応一つとっても、
どんな雰囲気の学校で。
どんな生徒で。
どんな背景を持つ生徒で。
どんな事象が起きたのか。
何学期に起きたのか。
どの行事の前後に起きたのか。
その時のクラスの雰囲気はどんなだったか。
その事象の結果、どんな結果になったのか。
事象に対して他の先生たちはどんな対応をしたのか。
その対応はどのような影響をあたえたのか。
など事細かく分類し、一冊ずつの本にしていきます。
そして、それをラベリングして本棚にしまいます。
なぜ細かく分類して、本にするか。
それは、同じような状況でも、学校が違えば、場所が違えば、タイミングが違えば生徒指導の方法が変わるからです。
だからこそ、ただ「生徒指導」でまとめて分類するのではなく、細かく分類して、いろいろなパターンに対応できるようにする。
そして、その細かく分類したもの同士をつなぎ合わせ、これまでの経験では対処できないものに対応していく。
この本棚の中が充実していけば、いろいろな角度から物事に対応できるようになると思っています。
ただ、過去の経験同士をつなげてもどうしても対応できないものもあると思います。
その時は、新たな本として、本棚に分類してしまえばよい。
そうして、本棚をぱんぱんにしていけば、対応できることが増え、自信につながっていく。
そう思っています。
私にとっての本棚は、このNOTEです。
日々の学びや気づいたことを本棚に記録しておく。
いつでも、本を読み返すことができるように。
記録の方法はいっぱいあると思います。
自分なりの本棚をつくって、記録していってみてください。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。