教室をサードプレイスに
私が学級経営をする際に意識していることは
「教室に居場所をつくる」
ということです。
そのきっかけになったのが、ある子どもの発言です。
その子どもは登校できないことが多く、ある行事に参加することができませんでした。
次の行事では、実行委員に立候補しました。
普段はそのようなことをする子どもではなかったので理由を聞いてみると、「前回の行事に参加できなくて申し訳ないから」と答えました。
それを聞いて、自分が教室に居場所をつくることができていなかったんだ、と痛感しました。
普段、教室で居場所があると感じていれば疎外感や申し訳のなさを感じることはなかったのにと、その子どもに対してともて申し訳ない気持ちになりました。
その経験もあり、学級に居場所をつくる、ということを常に意識しています。
その中でしている取り組みとしては以下のようなものがあります。
① 教室の掲示物に全員載せる
写真や、作文、係当番表などで間違いなく全員名前や顔が載っているかを確認する
② 一人一役・一仕事与え、クラス全員が認識できる形で仕事を行う。
③ みんなの居場所はここである、ということを常日頃から口にする
④ 誰かひとりが納得する場ではなく、全員が参加できる学活や、ルール決めをする
というようなことをしています。
教室は安心、安全に過ごせる場所でないといけませんし、安全地帯であり、サードプレイスのような場所でいけないと思っています。
担任として、一部の人が居心地が良い場所をつくるのではなく、全員が居心地が良い場所つくりをしていくことが求められますね。
まだまだ私も勉強不足ですが。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
何かの参考になればうれしいです