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マーカー正義主義
社会の教科書にびっしりとマーカーで線を引く。それって・・・・
ただマーカーを引く子どもたち
とりあえず教科書にマーカーで線を引く。
先生に言われたから線を引く。
それで満足している子どももいます。
勉強したつもりになっている子どももいます。
しかし、このような子どもの学力はあまり上がらない印象があります。
とりあえず線を引く
マーカーで線を引く意味は何か。
それが大事である、ということを示すためだと思います。
マーカーを引くけど学力につながらない子どもには以下のように分けられるように思います。
① 先生が引けって言ったところに線を引く
② なんか大切だと思うから線を引く
③ 太文字だから引く
というようなタイプに分かれると思います。
マーカーが意味を成すのはいつか
教科書にマーカーで線を引く。
この行為に意味が生まれるためには、何が必要か。これまで勉強を得意としていた子どもたちがしていた例を紹介します。
工夫① 問題集と教科書を行き来する
教科書に線を引いたところを問題集で解いてみる。
解けなった問題は教科書に戻り、読み直す。
さらに、教科書に書き込みをしていく。
書き込むときには、語句と語句のつながりがわかりやすいように矢印でつなげる。そんな工夫をしている子どもがいました。
工夫② 5W1Hに線を引く
いつ、どこで、だれが、何を、どのように、なぜ、というような語句を探し、マーカーで線を引く、というようなことをしている子どもがいました。
なぜか理由を聞いてみると、「むやみに線を引いてもどれが本当に大切かは分からないから、関係性が分かる語句を線を引いている」というようなことを答えてくれました。
まとめ
以上でまとめてきたように、むやみやたらに線を引いても意味がないです。
引くなら、そこに線を引いた意味を明確にしていく、そんな工夫が必要ですね。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。