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教科書って

 今回は教科書に貸し借りについてまとめていきます。


よくある光景

 他のクラスの子どもが、他のクラスに行く。
 さて、この時は要注意です。
 友だちと話をする、ならいいんですが、要注意なのが、教科書を借りに行っているときです。
 子どもたちもダメなことが分かっているため、きょろきょろと先生たちの目を気にしながら借りに来るので、とても怪しいです。
 そんな子どもがいれば声をかけてください。

教科書の貸し借りはダメです

 では、教科書の貸し借りは何がダメなのか。
 ないことをどうにかしようとする姿勢は認めますが、教科書の貸し借りはやめた方が良いです。

教科書貸し借り禁止の理由その1

 借りればどうにかなる、という考えになってしまう。
 忘れたなら忘れた、それを認め、反省し、改善する、
 その考え方が大事だと思っています。
 そのため、貸し借りをよしとすると自分で持ってこないことが当たり前になってしまい、忘れ癖がつき、忘れてもどうにでもなると考えるようになってしまいます。

教科書貸し借り禁止の理由その2

 破いたり、傷つけたり、ペンで書いたりしてしまったら誰が責任とるの?
 ということになってしまうからです。
 無償で配布されているとはいえ、いくらでも渡せるものではありません。
 そんな教科書を、しかも人の教科書を破いたら大きな問題になります。
 それを予防するためにも貸し借りはしない方が良いです。

忘れたときの対応

 貸し借りを禁止する、という話は子どもたちにしないといけないです。
 じゃ、忘れたらどうするのか。
 私がよくする指導はこのようなものです。
 「忘れることはある、人間だから。でも忘れたことを正当化するな、忘れたら忘れたで言いに来なさい。そして忘れたからどうするか、それを自分なりの考えをはっきり言いなさい。忘れました。だけはダメです。忘れたなら1時間どうするか、そこまで報告しなさい」
というような話をしています。

まとめ

 以上の2つの理由から教科書の貸し借りはしない方がよいです。
 忘れ癖をつけない、忘れてもどうにかなる、そう思わせたらダメです。
 まぁとても難しいですが。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
 

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