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理想と実態

 どんなクラスにしたいですか?


理想のクラス

 みなさんにも理想のクラスがあると思います。
 大学生のころにこんなクラスが良いなぁと思ったこともあると思います。
 実際に先生になって、先輩のクラスを見て、こんなクラスにしたいなぁと思ったこともあると思います。
 そんな理想を抱くことも大事ですが、今回は、それについてまとめていきます。

独りよがりになっていませんか?

 その理想としているクラスの姿。
 それはクラスの実態にあっていますか?
 子どもは納得していますか?
 それは先生にあっていますか?
 クラスの雰囲気にあっていないもの、子どもが納得できないもの、先生のタイプにあっていないものを無理やり求めてもうまくいかないことがよくあります。
 例えば、「元気よく」をスローガンと掲げていても、クラスの大半が静かに、黙々と一人で頑張るタイプの子どもが集まっていると逆効果になるかもしれません。
 例えば、クラスの雰囲気にあっていても、子どもにとっては重要としていない部分にフォーカスを当てたスローガンは受け入れられません。
 例えば、しっとりと話すことが得意な先生が、体育大会は絶対に優勝する!みんなで大きな声で応援する!みたいなスローガンを掲げても先生自身がスローガンを体現できず、自分の首を絞めることになりかねません。
 
 というように、状況に合わせた理想になっているか、ということを考える必要があると思います。

まとめ

 以上でまとめてきたように、理想と実態はかけ離れている場合があります。
 それぞれの実態をじっくりと観察し、判断し、「理想」を決めていく。

 そんな工夫が大事だと思います。
 でないと、長続きしない、苦しい学級経営になる可能性があります。


 以上です。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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