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心理的安全性
クラスは安心できる場所ですか?
心理的安全性
学級経営をしていく上で、「心理的安全性」という言葉をよく耳にします。
つまりは、クラスが安心して暮らす場所であるか。
身体的にも、精神的にも、ということです。
学校に居場所を
子どもが一番長く過ごす場所は教室です。
その教室が心の底から安心できない、となると子どもは学校に行きづらくなります。
子どもが、安心して過ごせる居場所をつくる、それが担任としての役割だと思っています。
未然防止
居場所をつくるために、まずすべきことは、未然に不安感をなくすこと、つまり「未然防止」と呼ばれるものです。
問題が起きてからの対策も、またいつか投稿したいと思いますが、今回は問題が起きる前についてです。
問題が起きる前とはいっても、ちょっとずつ、少しずつ問題は起きています。
その小さな問題、子どもの中のひっかかりを見抜き、対処していく必要があります。
定期的なアンケート
学校全体で定期的にアンケートをとると思いますが、個人的にアンケートをとるようにしています。
子どもからしたら、何度アンケートとるの?と思うと思いますが、
子どものひっかかりを見抜くためにも、子どもの不安を取り除くためにも大事だと思っています。
また、子どものちょっとした訴えをできる場所を、いくつも作ってあげた方が安心できると思います。
毎日、一言でもいいから全員と話す
個人面談を全員とすることは難しいです、とても時間がかかります。
しかし、挨拶でも、ちょっとした会話でもよいです、一言なら、一日で全員と話すことは可能です。
この短時間の会話の中で、子どもの表情やしぐさ、言葉遣い、などを見て、昨日との違い、これまでとの変化を見抜くようにしています。
まとめ
以上でまとめてきたように、子どもの心理的安全性をつくるためには、子どものことをよく観察することが大事です。
時には、「え、あの子どもが?」というようなこともあります。
普段なかなか不安を見せない子どもが急に学校にこれなくなる、ということもよくあります。
なので、アンケートや面談は100%の効果はありません。
そこはご注意を。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。