研究授業とは?
研究授業の協議会でよくあるのが、その授業での発問の仕方や、生徒とのかかわり方、板書について、などその1時間だけをフォーカスにした質問をする先生が多いことである。
だから、あんまり意味を見出せない。
何を偉そうに、と思われてしまうかもしれませんが、正直な気持ちです。
じゃ、何がいいんだ、と言われると、
例えば
・その時間までの授業で工夫した点と、その工夫と今回の授業との関係性
・その授業に至るまでの子どもの変化や今後の変化の展望
など、過去と未来について言及する。
そんな、質疑応答があってこそ、授業作成のヒントになるし、授業改善にもつながると思っている。
授業のうまい、下手もあります。
それを協議会で話をしても仕方がないです。
そんなことはあとで研究授業をした先生にこっそり教えてあげれば良いと思っています。
授業の良し悪しはその先生が一番よくわかっています。
せっかく様々な考えや、授業スタイルを持つ先生たちが集まる研究授業の協議会では、その授業を自分ならどう組み立てるか、その単元をどのように組み立てるか、1年間の学びをどのように組み立てるのかを、じっくりと考えた方がためになると思っています。
先生1年目の方はもし研究授業の協議会に参加する際は、以上のような点を質問してみてください。
また、授業を見るときは、「自分ならどうするか」「自分の普段の授業との比較」を念頭において見てみてください。
それが学びになり、授業改善につながり、授業力の自信につながると思います。
偉そうにすみません。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。