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自走型のクラス

教師が先頭に立ち、リーダーシップを発揮し、運営されるクラスと、子どもが先頭に立ち子どもが運営する自走型のクラス。

後者を目指したい。


学校は何を目指すべきか

 学校という場所は特殊な場所です。 
 義務教育の12年間、学校という場所で、いろいろな生徒と一緒に、担任の先生の言うことを聞いて、言われたことをしていく、

 そんなことを繰り返す場所です。
 
 集団行動を身につけることができる

 人の考えを知ることができる

 基礎的な学力を身につけることができる

 その他、様々な良さが日本教育にはあると思います。

 しかし、義務教育修了後、高校に進学したら同じような生活を3年間経験しますが、就職する人は、先生という絶対的な存在が急にいなくなり、すべてを自分で考え、判断し、行動しなくてはならない状況に陥ります。

 これまで12年間、先生がしなさい、ということをしてきた人からすると、急に「自分で考えて仕事をしなさい」「それくらい自分でできるだろう」「これくらい見て覚えなさい」ということを言われて、対応できるか。

私は難しいと思います。

学校の変化

 だからこそ、先生という存在がいなくても、成り立つ生徒であるべきだと思います。

 すべて先生が指示を出すのではなく、先生が言わなくても生徒たちが勝手に自分たちで考えて行動する、そんな存在が理想であると考えています。

 リーダーシップを発揮し、生徒の先頭に立つ。
 熱く語って、生徒の興味関心を引き、憧れの存在になる。

 それも大事だと思いますが、

 その「理想とする先生像」を少し変えて、

 「生徒を支えるための存在」という捉え方をしてもよいのではないかと思います。

何をすれば良いか

 では、どうするか。

 まずは、生徒の思考を変えることが大事だと思います。

 生徒は「自由にしていいよ」というと何もできないです。

 なぜか。

 これは12年間、指示を聞いて行動していたからだと思います。

 だから、生徒自身が主役であり、生徒自身が行動しないといけないという考え方をつけていくことが必要です。

 そのためにも先生の立ち位置、存在価値を捉えなおして、考えなおして、行動を見つめなおす。

 そんなことが必要だと思います。

まとめ

 以上でまとめてきたように、生徒の可能性を信じ、生徒が社会に出た時に困らないようにしないためにも、先生が指示を出して、生徒がそれ通りに動く、ではダメではないかと思います。

 少しずつ、生徒に任せる時間を増やす、そんなことが先生には必要ですね。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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