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謝りなさい!

 指導でよく見る光景、「謝りなさい」と指導すること。


指導の正解は?

 正直指導に正解はないと思います。
 ガツン!と強く指導して変化する子どももいれば、
 また同じことを繰り返す子どももいる、

 優しく諭して変化する子どももいれば、
 また同じことを繰り返す子どももいます。

 そんな難しい指導の中で気になることを紹介します。

謝りなさい

 喧嘩などの複数の子どもが関わる指導の最後に「謝りなさい」と指導をし、「謝る」、それで終わり。

 というシーンを見かけることがあります。

非常に危険な気がします

 この指導に意味はあるのか?と思うことがあります。
 なぜか。
 「謝ったら何をしてもいいんだ」と認識してしまう子どもがいるかもしれないからです。
 実際に指導をしている中で「謝ったからいいじゃないですか」と言ってくる子どもがいました。
 「謝ったら何をしても許されるし、その場が解決すると思っているんだな」と思ったことがありました。

工夫

 では、どうすれば良いのか。
 ありきたりな考えですが、「何がダメなのか」を子ども自身に考えさせる、そんなことをするようにしています。
 子どもは何がダメで、今後どうすれば良いのか、それを言葉にすることを嫌います。
 なかなか自分の考えを表現することができません。
 しかし、ここで先生が折れて諦めて、言葉を促したらダメです。
 子どもに考えさせ、子どもの言葉が出てくるまで待ち続ける。
 そんな工夫が必要なような気がします。

 そんなことをしていれば「謝ればよい」という考えも多少はなくなるのではないでしょうか。

まとめ

 以上でまとめてきましたが、指導に正解があるとは思っていませんが「謝りなさい」で終わらせる指導は間違えているような気がします。
 指導をする際は、少し注意してみてください。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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