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自給自足・オフグリッドな生活は可能か!?

私たち人間は100年後も豊かにいきるためにはどのような営みを育む必要があるのだろうか?を考えるための実験場となる現代集落LAB。冒頭の写真は対象となる地域の引きの写真。本当に美しい場所。原始に還りたいわけではなく、あくまでも、快適に安全に自然中心の生活がしたい、というわがままなプロジェクト。でも、感覚的にはできると思う。元々物理の教員であった僕ですが、技術の進歩はすさまじく、また昔の循環型社会を支えた知恵を活かし、それを組み合わせるだけである程度カバーできると思っている。各分野の専門家でないので、あくまでも僕の調べた程度で、他にもいろんなアイディアあったら教えてほしいです。

電気

例えば、電気。今はソーラー発電も進歩し、かなり安く設置できる。天気によって発電量が変わるので、キーは蓄電池。発電した電気をどれだけ効率よく蓄えられるか、が、ポイントかなって思う。他には、家畜を飼ってその糞からガスを作ってバイオマス発電もありかな。生ごみも使えるし。沢も流れているし小水力発電も捨てがたい。

次は水。水は、対象となっている地域は沢が流れててるし、井戸も掘れば水が出る。井戸が生きていることも確認済み。水脈も流れていそうだから、地価を流れている水脈にむけてポンプを下ろしたら解決しそう。そもそも、この地域は7年前まで水道が通ってなくて、沢の水と地下水で生活していたらしい。なのでそんなに心配してない。地域の人に聞いたら、本当においしい水だった、って。正直今の水道水は美味しくないし、なんで変えちゃったんだろ?安定供給や衛生上の問題というけど、塩素の問題やさびの問題を差し引いてもそちらにしたほうが良かったのか?は検討が必要そうだと思う。

熱源について。熱源は結構いろんなパターンがあると思う。まず、あの古民家は寒い、、、当たり前だが隙間だらけなので隙間風だらけ。それが家を保っていることにもつながっているのでそれを無理やり変えることはしたくない。まずやれることは、窓を断熱効果の高いものに変える、床下と天井に断熱材を入れる、などして蓄熱機能を家として上げること。断熱材も再生可能な天然のものを使う必要があるな。畳は最強の断熱材ですが、さらにもう一声断熱効果高いものを探そう。温水や調理用の火の候補は、エコキュートでオール電化にしIHを使うようにするか、前にも書いた家畜や生ごみからガスを抽出してガスを使うか。いずれにしても実現はすぐできそう。また、冬は寒いので予備の熱源として薪ボイラーを予備として置いておいて、エコキュートかガスボイラーとの切り替えができるように接続しておけばなお良さそう。

最後に

最後に排泄物やごみ。これは最近様々な商品が出ているし、そもそもゴミとしての捨て方を困るものを、なるべく使わない&買わないようにするのが一番かな、と。

こうやって考えると、技術的には可能で、あとは予算次第。バイオマス発電はいくらかかるかわからないので太陽光で計算したら、一件当たり1000万円くらいで出来そうな気が。

やっぱりやれそうな気がする。まずはやってみる、そこから見えてくるものがたくさんあると思うので!


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