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日本人なら絶対に知っておきたい靖国神社問題の基礎知識!


皆さんこんにちは、shunGoです!

今回は、靖国神社の歴史と靖国神社参拝を巡る論争について基礎知識を共有したいと思います。


皆さんは、靖国神社や安く神社を巡る問題についてどこまで説明できますか?
根拠を持って自分の意見を発言できますか?


意外と、靖国神社の歴史や何が物議を醸しているのか、あるいは知識がないために自分の意見を言えない人も多いのではないでしょうか?



実際、僕自身がそうでした。


”靖国神社”という名前を聞くと、
「他の神社とは明らかに何かが違う神社、閣僚の人たちが行くと何故か毎回ニュースになる神社」
そんな浅はかで愚かなイメージしかありませんでした。


そして僕と同じような状況の人が特に若者の間には多い気がします。


そこで今日は、日本人として知っていて当然の靖国神社についての知識を共有し、この記事を読み終わる頃には皆さんが自分の意見が言えるような状態になることをお手伝いしたいと思います!


それでは、早速いきましょう!!!!!


①靖国神社の歴史〜何を祀っているのか?〜


まずは、この問題を語る上で欠かせない靖国神社の歴史を振り返りましょう。

実は、靖国神社という名前の前は別の名前があったことをご存知でしょうか?


1869年、日本は幕末の時代。当時、欧米列強の勢力が強い時代で彼らが他国への侵略を繰り返していた一方で、日本は鎖国状態で海外諸国との接点は少ない状態。

”いつか日本も列強に侵略されてしまう”、そんな状況に焦りを感じた人々が、いっそのこと幕府を倒し新たな政府を立ち上げて欧米列強に立ち向かえる国を作り直そうと幕府に牙を剥きました。

この人たちを新政府軍と言い、現行の幕府を守ろうとした人々は旧幕府軍と言われ、両者の間で勃発した戦争が戊辰戦争でした(1869)



靖国神社は、この戊辰戦争で戦死した軍人を祀るために建てられた「東京招魂(しょうこん)社」が前身となっています。その後1879年に「靖国神社」へと名前が変わりました。


さて、ここで大事な焦点の一つ、靖国神社が誰を祀っているのかということです。
上の文章では、「戦死した軍人を祀る場所」と書きましたが、もっと具体的に言うと、「天皇のために戦い、命を捧げた者」を祀る場所となっています。


そのため、1877年の西南戦争で天皇に背いた西郷隆盛や、捕虜となって病死した兵士、空襲などで命を落とした一般国民は祀られていません。


靖国神社は普通の神社とは異なり軍事的宗教施設とも言われていて、設立当初は戦死者の功績を示すことを目的としていましたが、戦争が続くと政府は靖国神社を国民の戦争動員するための手段として利用しました。


”天皇のために命を捧げ、靖国の英霊になることが我々の最高の名誉である。だから共に戦おう”


そう教えました。


そして日本兵たちは、仲間同士で「靖国でまた会おう」と言葉を掛け合い戦いに臨んでいたとも言われています。


いわば、彼らにとって靖国神社はただの神社ではなく”心の拠り所”であり、さらには”戦争を美化するもの”として存在していたとも言えます。


そして戦後、宗教法人化した靖国神社は1951年に吉田茂らが戦後初めて公式参拝しそれ以降の歴代内閣では、首相、閣僚らが靖国神社に参拝するようになりました。


②なぜ、政治家が参拝すると批判されるのか?



ここまで聞くと、

「え、これだったら普通に閣僚たちが参拝しても何も問題なくない?勇敢に戦死して今の日本を築いた人たちに頭下げるのは当然だよね?」

と思う人も多いかと思います。
実際、僕もそう思っていました。


しかし、大きな問題は別のところにありました。

それは、天皇のために戦死した軍人たち=英霊とともに、A級戦犯と呼ばれる人たちが靖国神社に祀られているということです。


A級戦犯て、名前聞くだけでも極悪そうな感じがしますよね??
このA級戦犯という言葉がこの問題をややこしくしているのではないかと個人的には思っています。

A級戦犯が何なのか、簡単に説明してみたいと思います。


第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後に極東国際軍事裁判(別名:東京裁判)という戦勝国による裁判を受けました。

そこでは戦争に関与した人物たちが裁かれ、戦争に関する罪の分類として

A:平和に対する罪 (戦争を指揮した軍の重要人物たち)
B:戦争犯罪 (実際に戦地で命令に従い戦った人たち)
C:人道に対する罪 (Bと同様)


の3つが設けられました。
Aの分類はA級戦犯、他の二つはまとめてBC級戦犯と呼ばれました。

分類分けはされているものの、全て罪であることに変わりはないためA,B,C全てのカテゴリーの死者が靖国神社に祀られています。

A級戦犯の中でも特に有名なのは、第40代内閣総理大臣の東條英機です。


ここで出てくる反対意見が、

「A級戦犯の人間たちは言い換えれば戦争を煽った張本人で加害者であり、BC級戦犯の人間たちは上の命令に従って戦い命を落とした被害者である。なぜ加害者と被害者が同じ場所に祀られているのか理解できない」

というものです。

さらに、海外からも韓国や中国を中心に、日本首相の靖国神社参拝に関して批判的意見が報道されることもよくありますよね。

その理由として、いくつかあると思いますが、まずは外交政策においての一つの交渉手段として利用しているということ。


日本のA級戦犯と呼ばれる人たちが戦争を引き起こした!今でも首相はA級戦犯が祀られている靖国神社に参拝している!それはつまりA級戦犯たちに敬意を抱いている=戦争に肯定なのか!?戦争に巻き込まれた俺ら被害者をどう思ってんだ!慰謝料払えよ!

そこまでは実際に要求されていませんが、そこまでされる可能性は十分ある訳で、日本の外交上の立場が弱くなってしまう一つの材料、日本の弱みを握られているということなのです。


1942年当時、日本の勢力は東アジア・東南アジアまで拡大していました。
現在の中国や韓国も日本の領地となっていて、朝鮮人や中国人も当時は日本軍として戦ったものの、日本に侵略された被害者という言い方もできなくはないのです。

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また、そもそも海外諸国から批判が始まったきっかけは朝日新聞社が閣僚の靖国神社参拝に対する懐疑的な内容の記事を出したからだと言われています。

A級戦犯の人々が合祀された1979年以降も、閣僚は参拝していましたが海外からの批判はありませんでした。しかし、1985年に朝日新聞社を中心としたメディアが閣僚の靖国参拝を取り上げたことをキッカケに海外からの批判が始まったと言われています。


③なぜ、批判がされるのを分かっていながら参拝するのか?


毎年、閣僚が参拝すると批判がされる訳ですからいっそのこと参拝しなければ大きな波もたたずに済むじゃないかと思うかもしれませんが、


戦死者の方達には遺族や残された子孫がいます。国の洗脳や動員により、自分の意志とは裏腹に戦争に駆り出され亡くなっていった無数の命。


遺族たちは、その理不尽な家族や先祖の死に、どうしようもない怒りややり場のない悔しさを抱えており、その一つの解決策として国の重要人物が靖国神社に参拝することで、ある意味彼らが亡くなった理由や意味が形として見出されているのでしょう。

④shunGoの意見は?



私個人の意見としては、閣僚たちの靖国神社参拝に関しては賛成です。

理由としては2つ。

①今の日本があるのは、自分の命を捧げてまで国を守ろうとした先人のお陰である
 ことは紛れもない事実で、先人たちに感謝と尊敬の念を込めて参拝することは先
 人及びその遺族に対する約束であるから。

②東京裁判で裁かれた基準は、戦後の戦勝国による後付けであり、戦時中のA級戦
 犯たちは犯罪者ではなかったから。



今、日本国として確固とした国家があり、日本語を話すことができ、日本人としてのアイデンティティがあり、平和な生活を送れているのは、間違いなく戦争で戦死した先人たちのお陰であることは紛れもない事実です。事実です。

”もしこの戦争がなければ〜だったかもしれない”という空論は通用しません。
これがリアルで、実際に起きたことで今に繋がっているんです。


「靖国で会おう」その言葉を信じて天皇のために死んでいった先人たちにとって靖国に祀られるのは最高の名誉であり、それが戦争へのモチベーションだったとも言えます。
従って、天皇や国の重要人物が彼らを参拝するのは、ある意味先人たちの約束事です。その約束は永遠に果たされるべきだと思います。

また、A級戦犯をB,C級戦犯と一緒に祀ることに反対意見もありますが、そもそもその分類分けがされたのは戦後のことです。戦争中に違法でなかったことを、後から、しかも外国から”あれは今考えたらやっぱり違法だった”として罰することにも違和感が残ります。

例えば極端な話、
”タバコが違法でなかったのに、5年後に違法となり、過去にタバコを吸った人も罪に値する”
てなったら、疑問を持ちますよね?

また、確かにA級戦犯に分類された人たちは日本軍を指揮していた人たちかもしれませんが、なぜ彼らが悪者扱い・100%加害者扱いをされているのかも疑問です。

東京裁判での分類など関係なく、あの時日本軍として戦ってくれた人たちは1人残らず靖国神社に祀られるべきだと多います。


私は、閣僚たちには誇りを持って靖国参拝して欲しいなと思いますし、自分も参拝しようと思います。


④終わりに


というわけで、今回はなかなかセンシティブな話題に触れたかと思いますがいかがだったでしょうか?

この記事を読み、ご興味を持ってくれた方や他の情報にも触れた方は閣僚の参拝に対してどう思いますか?改めて考えると、読む前よりずっと自分の意見や思いが湧き上がっているのではないでしょうか?


今後も、気になる日本の社会問題や国際問題も取り上げていきたいと思います。


では、また!!!!!

【画像引用元】
https://ironna.jp/article/6677
https://www.petitmonte.com/politics_economy_life/nihon_saidaihanto.html


【参考資料】
https://www.youtube.com/watch?v=3qU_MCyjzrI
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-11/2014011103_01_1.html
https://www.nippon.com/ja/features/h00071/?pnum=2

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