LinQUmate始動
私達は大学院の授業の一環で課題解決型学習(PBL)を行っています.
PBLではチームを組んでソフトウェア開発をするのですが,その過程を記録しておくと面白いのではないかと思いnoteを書くことにしました.
今回は私達のチームは何を作るのかを紹介したいと思います.
我々のチームが開発するもの
我々のチームが開発しようとしているものは,大学生の「始めたい」,「やりたい」をつなぐプラットフォーム,その名も「LinQUmate(リンクメイト)」です.
と言われてもよくわからないと思うので,ここからはなぜLinQUmate(リンクメイト)を作ろうと思ったのか?具体的にはどのようなことができるプロダクトになるのかを紹介したいと思います.
リンクメイトを作ろうと思った背景
ここからはスライド資料をもとに説明していきたいと思います.
まず,コロナ禍の大学生の現状ということで,学校がリモート中心になり,孤独や孤立,精神的なストレスを感じる人が増加しています.
九州大学の調査では学生の4割が孤独や孤立を感じており,また,大学生の1割がコロナうつになったり,半数が精神的なストレスを感じているとの調査もあります.
おなじ大学生との関わりが少なくなったことで,不安やストレスを感じる学生が増えており,特に新入生は友人や先輩との交流もないような状態が続いています.
そこで,LinQUmate(リンクメイト)では興味や喜びを分かちある繋がりをリンクと定義し,リンクを広げて仲間,メイト,を見つけられるようなサービスを開発することにしました.
LinQUmate(リンクメイト)でできること
LinQUmate(リンクメイト)で,できることは大きく分けて2つあります.
まず,投稿されたリンクを閲覧し,気になったものに参加したり,投稿者とコメントを通じてやり取りすることができます.
また,自分の興味に合うリンクがない,または自らリンクを作りたいという方は誰でも簡単に募集が投稿できます.
募集にはそれぞれ紐づくチャットルームが用意されており,参加者同士コミュニケーションが取れます.
LinQUmate(リンクメイト)の特徴
つづいて,LinQUmate(リンクメイト)の特徴について話していきたいと思います.
まず,LinQUmate(リンクメイト)では同じ大学内の学生とのみつながることができます.なので,不必要に繋がりが広がることもなく,また,物理的にも,心理的にも距離の近い人達と安心してつながることができます.
また,一人では続かないこと,できないこと,を実現するための仲間を集めることができます.
そして,LinQUmate(リンクメイト)では部活やサークルよりもゆるいつながりを推奨しており,募集を投稿するたびに新しいチャットルームが作られるので,毎回異なるメンバーとはじめましての状態からスタートでき,参加のハードルが低くなります.
我々リンクメイトは「やりたいをつなぐプラットフォーム」目指しており,ユーザーストーリーに出てきたプログラミングの勉強以外にも,アプリの開発や留学生との交流,情報発信やアクティビティにも使用することができます.
最後に
このプロジェクトは2020年10月から開始しており,2021年1月現在ではまだ投稿・閲覧・参加などの基本的な機能しかできていません.
また,デバイスによって表示が変わってしまったり,セキュリティ的な対策ができていないなど,まだまだやらなければいけないことは多いですが,3月にリリースして,新入生の方々に使用してもらえるようがんばります.