「努力」
3月に入りました。大学受験を終えた方、新たな生活に胸を躍らせている方。これから頑張ろうとしている方。お疲れ様です。いかがお過ごしでしょうか。
今回はタイトルにあるように、努力について書こうと思います。
皆さん、日々打ち込んでいることに対して、努力をされているでしょうか。
努力とは何か。
最近自分はよく考えてしまいます。この勉強に意味があるのか。この練習に意味があるのかと。
ここで自分なりの、なんとなくの、そして暫定的な努力とは何かが見えてきました。
例えば、あなたが毎日、部活の練習や受験勉強を積み重ねていたとします。
あなたは一日でどのくらい上達できますか?
仮に1年後に大会や試験があったとします。
あと365回繰り返したらどこまでたどり着けると思いますか?
感想は人それぞれでしょうが、浪人や長くスポーツを続けている自分にとって、365日後の到達点なんて、たかが知れているような気がしてならないのです。(成長しないとは言わないが、実際には意外にもあっさりと月日が過ぎ去ってしまうため、振り返ってみると予想よりも案外成長していないということ)
では努力の最大の利点とは何なのか。
私は努力によって得られる「精神的アドバンテージ」が努力の醍醐味だと感じます。
あいつよりたくさん練習した。全国の受験生より何時間も多く勉強した。
たくさんバットを振り込んだ。死ぬほど英単語を詰め込んだ。
なんでもいいのです。このような精神的アドバンテージが得られることが非常に大きいと私は感じています。
この様な感情を抱いて物事に臨むことができれば、本番で精神的に優位に戦うことができます。これは思い込みでもいいのです。
思い込みは、脳に大きく作用されます。だからこそネガティブな感情より、ポジティブな感情を持って勝負ごとに臨みたいものです。
そのポジティブな感情を心の底から持つために、日々の努力を怠ってはいけないと私は考えています。(はりぼてのポジティブな感情は大事なところで疑心暗鬼を生み出してしまい、判断を鈍らせてしまいます)
なんだか逆説的な意見になってしまいましたが、伝わっているでしょうか。
努力→技量UP→成功ではなく、努力→メンタル構築→最高のパフォーマンス→成功という図式です。
後者は、もちろんベースにある技量UPを怠っていないことが前提の話ですが。
大事な時に最強のメンタルを持った自分でいられるように、納得できる努力を日々積み重ねていかなくてはなりません。
ではまた今度。