見出し画像

HAY QUE SABER SUFRIR

2022年も間も無く終わりを迎えようとしています。
本年中も大変多くの方に支えられて、年を無事に終えられることが出来ました。今年も一年本当にありがとうございました。


コロナ禍のダメージも未だ落ち着かず、その影響の大きいスポーツ業界のその末端にいる弊社は今年も大波に揺られながら一年を過ごしてきました。

支える人たちを支えたいと思い仕事をしているものの、支える人を支える人の背中は常に崖っぷちだったりもします。
サバイバル生活に慣れ過ぎたおかげで、そんなものも感覚的にはマヒして日常的なものとしてここ数年は受け入れていたのですが、今年は特に後半いろいろな人との出会いにも恵まれて支えられ、ここ5〜10年ほどやってきたことのピースがようやくハマりはじめていくような感覚を得ることが出来ました。

そんな人たちを仲間に得ると「益々そのためにも頑張らないと」とまた気負いもするのですが、今年はW杯を見ていたらそんなのも悪くないんだろうなと勝手に自己完結していました。

やればやるほど悔しい思いや苦しい思いにも直面するのは、成長し新しい課題にぶつかったり、視野が広がってより多くの課題が見えたりしているからこそ。

たった一つのトロフィーを手にするのに世界最高の選手がアレだけ苦しむのを見てきたら、凡凡凡人が頑張らないわけにはいかないですよね。
いつも残酷なスポーツの世界だから、いつものように報われないで終わるのかなと思ってなるべく期待しないようにと恐る恐る見ていたのですが、最後は泥臭くもがき苦しんで望んでいたモノを手にするその様に、まだまだ捨てたもんじゃないと希望とエネルギーを沢山貰いました。

チャンスもピンチもやってきます。
うまくいく時もあればいかない時もあるでしょう。
トライすることは辛いことや苦しいことの連続です。
どうせ辛くて苦しいことの連続なら、そこまで含めて楽しんだもの勝ちです。

PRIMERO HAY QUE SABER SUFRIR
"まずは苦しむことを知らなければいけない"

有名なタンゴの名曲のワンフレーズですが、アルゼンチンのサッカーを語る時は苦しむことについて語られることからいつも始まります。

自分のために、誰かのために、何かのために。
来年も駆け抜けるような年を過ごしましょう。


皆様も良いお年をお迎えください。
Que tengáis un feliz año nuevo:)


いいなと思ったら応援しよう!