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伴走記録 2021.4.4
こんにちは。しんしんです。
気づけば早や、新学期。
昨日まで教室で授業していたのに、早すぎますね…
でも、新しいことが始まる感覚は、そこまで悪いものではない気が最近はしています。
昔は苦手が勝っていたので、少しずつでも成長しているということなのかもしれません(笑)
さて、今回も伴走について振り返っていくのですが、その前に…。
少しサプライズな人事があったので、報告しておきます。
私、今年度は特別支援の担任となりました!
たぶん、もう言ってもいいと思うので…
あまり、予想していなかったので驚きましたが、良い挑戦の機会をいただいたと考え、邁進していきたいと思います。
今後、noteもそういった方向性の記事が増えるやもしれません。
(そうありたい…いや、そうしていく!)
と、いう訳で、その辺りも踏まえて伴走をしていただきました。
では、改めて、振り返っていこうと思います。
今回の伴走の流れ
今回の伴走は、4月4日に行われたものです。
以下のような流れで進みました。
①最近の様子
②前回のアクションプランについて
③今日話したいこと
④次回までのアクションプラン
では、1つずつ振り返っていきたいと思います。
①最近の様子
年度末、そして年度始めと、節目のタイミングを迎えた今の自分の様子について、世間話を交えて話しました。
お互い、少し環境が変わったようで、スタンスを模索中のようです。
まさに、新年度という感じでした。
私に関しては、やはり特別支援学級に配属になったというのが、非常に大きな変化です。
少なくとも、私の地域では2年目でその役職に就くことはあまりないことのようなので…(他の地域はどうなんだろ?)
正直、1年間普通級(こういう言い方はあまり好きではないのですが)の担任をして、できたこと、できなかったことが頭の中でグルグル回っていたので、その選択肢が頭になく、戸惑ったのは事実です。
ただ、以前から「特別支援教育について学んだ方が良い」というアドバイスをこの伴走でもいただいており、いつかは…とは常々考えていました。
そういう意味で、良い偶発性に出会えたと感じて、今はだいぶワクワクしています!
勿論、自分がワクワクするだけでなく、関わる子どもたちに良い影響を及ぼせるように、していくつもりです。
今回は、そうした決意表明?のようなものを聞いていただきました(笑)
裏切ることの無いよう、取り組んでいきたいと思います。
②前回のアクションプランについて
前回のアクションプランは、
1. 朝、遅刻が目立つ児童に連絡を入れる。
2. 寝る前に次の日の予定を書きだす。
3. 自己超越目標を持つ。
4. 適職探しのワークを行う。
5. 理想のクラスの一日について考え、書き出す。
の5つでした。
「5. 理想のクラスの一日について考え、書き出す。」については、そもそも特別支援学級の一日の動きがなかなかイメージできないこともあり、いったん保留にしています。
その他については、ある程度できました。
ただ、「2. 寝る前に次の日の予定を書きだす。」についてはマチマチです。
夜の時間はどうしてもやりたいことが多すぎて、誘惑に負けます(泣)
うまいこと仕組化していきたいので、継続して向き合っていきます。
アクションプランを進める中で感じたことについては、この後の時間で少し詳しく話をしました。
③今日話したいこと
1.特別支援教育についていかに学ぶか
4月からの特別支援学級は、これまでの関わり方とは異なってきます。理想としてシームレスである必要があることは分かりつつ、昨年度はそうできていませんでした。
そこで、今回を機に改めて特別支援教育について学びたいと考え、以前紹介していただいた書籍に加え、数名、フォローしておくと学びが深まりそうな人を教えていただきました。
タイムラインを特別支援に明るい人の思考で満たすことで、自分の視点もそちら側に移行していきたいと思っています。
2.自己超越目標について
最近、自分の学習の在り方を見つめ直す必要があると感じ、色々と模索しています。
きっかけの1つが、このnote。
話は逸れますが、この執筆者の方の話、滅茶苦茶面白いので、必読です!
こういうのが無料で読めるというのが、つくづくこの時代の良さだなぁと感じています。
で、この「蓄積するスキル」の一つが、学ぶことそのもののスキルなわけですが、そういうのから逃れ逃れて今に至っている訳で…
そんな訳で、今年は学習に関する知見を手当たり次第にあたって、良さげなものを見繕うとしているわけです。その一つがこの本。
そして、そこで紹介されているのが、「自己超越目標を持つ」です。
すいません、ここまで長かった…
要は、自分が勉強する意味を、より社会に開いた形で見出すと、モチベーションがあがるよ!という話です。
今までも、勉強しながら「何のためにやってんだっけ?」となって止めるを繰り返してきた私にとって、これは必要!と思い、取り組みました。
そこでひとまず得た結論は、
手の届く範囲の人を幸せにしていく。
ことを、自分が学ぶ目的に据える、というものです。
去年担任した子どもたちや、今年関わる子どもたち。職場の同僚、特に新しく入ってくる1年目の先生。
そうした人たちが幸せであれば、自分も幸せかもしれない、と考えました。
実は、去年の秋時点では割と真逆で、
自分が幸せじゃなければ、他の人の幸せなんて考えられない。
と思っていました。
そのために、幸福学(宗教チックですが、れっきとした学問領域です)の本を読んだりしていたのですが、やはり節目を迎えると人は変わるのでしょうか(笑)
勿論、二元論では無いので、どちらが欠けても成り立ちません。
ただ、もう一方の可能性についても腹落ちできたのは、この1年の経験あってこそかな、と思います。
3.どのように課題を捉え、向き合っていくか
今年度も、新しい人が次々現場に入ってきています。
それは私の職場も同様で、忙しく立ち回るその人の姿を見ながら、「去年の自分もこうだったのだろうか」とか、「2年目だからできることは何だろうか」と考えていました。
思い返せば、1年目の初め、右も左も分からない状態で、
「何が分からないのか、それすら分からない」
という状態でした。
そして、特別支援になった今年も同様です…
新規採用2年目状態…💦
その中で、それでも1つ1つの課題と向き合うためには、
いかに課題を捉えるかについて、まずは考えることが必要です。
そのためのリフレクションであり、そのための伴走である、と言えるかもしれません。
なので、今回は、「自分が新任だったとき、どのような課題を感じていて、何が分かれば良かったか」を考えました。
幾つか考えたい問いが生まれたので、自分の中で整理し、今後のnoteなどで形にしていきたいと思います。
1年間働いたことで、「昨年度の自分」という比較対象ができました。
N=1の乏しい比較対象ではありますが、それでも考える軸にはなります。
せっかくの1年の学びなので、今後に活かしていきたいと思います。
加えて、最近何かと話題の「#教師のバトン」も、学校の課題を理解する上で参考にできると考えています。
現場の先生の多くがどのような点に課題を感じていて、それがどこまで自分に共感可能か。
また、具体的にどのような対応策があり得るのか。
自分がまだ経験していないことで、今後経験しうることも多く書かれているように思うので、参考にしたいと思います。
④次回までのアクションプラン
最後に、次回までのアクションプランを決めました。
今回は、
1.担当する子どもたち、一人ひとりの特性や困り感の把握に努め、
現状の自分の認識を書き出してみて、具体的なアクションを考える。
2.「#教師のバトン」を参考に、教育の課題とされているものを抽出する。
3.特別支援教育に関するものを中心に書籍に当たり、付箋にアクション
プランを書いてみて、実行したら剥がしていく。
4.適職探しのワークを実施する。
5.新任の先生と1日1回は会話をする。(様子を見ながら、必要があれば)
の5つを、次のアクションプランにしました。
まずは自分が担当する子どもたちのことについて、学問的蓄積と実際の姿の両面から知るアプローチをしていく。
そして、新しい環境に自分自身が適応しながら、可能であれば新たに適応しようとしている人をサポートする。
こうしたことを、年度始めの今、まずは意識していこうと思います。
加えて、自分やその周囲にある大きな課題に向き合う時間もとれれば、と考えています。
まとめ
想定した新学期のスタートとは少々異なりましたが、そうした偶発性も含めて、楽しめている自分がいます。
せっかくいただいたチャンスなので、自分の学びにしていきたいですね。
さて、忙しくなること確定ですが、「楽しむ」というメンタリティーは崩さず、上機嫌に困難に向き合っていきたいと思います(笑)
また、良いことも悪いことも含め、色々報告させてください。
ではまた!