伴走記録 2021.3.14
こんにちは。しんしんです。
早くも年度末ですね。
ほんとにあと少しで終わり…というのに、なかなか実感が湧きません。
そんな中でも、伴走は変わらず行っていただいています。
では、今回の伴走について、振り返っていこうと思います。
今回の伴走の流れ
今回の伴走は、3月14日に行われたものです。
以下のような流れで進みました。
①最近の様子
②この2週間で考えたこと
③前回のアクションプランについて
④今日話したいこと
⑤次回までのアクションプラン
では、1つずつ振り返っていきたいと思います。
①最近の様子
年度末ということもあり、今思うことを導入がてら、話をしました。
私は普段、「伴走」の中では大きな問いについて考えることが中心のため、クラスの様子などは話さないことも多いです。
ですが、今回は印象的な出来事があったので、まずはその話をしました。
というのも、今のクラスのゴールが見えてくる中で、子どもたちから、「クラスのお別れ会がしたい。」という声が聞こえてきたのです。
更に、「私たちで企画するから、先生は出て行っていて」とも。
私は、日頃、自分の理想とするクラスを、「教師がいなくても機能するクラス」としていました。
この1年、なかなか思い描いたようにはならなかったのですが、最後に少し、その片鱗でも見えたような気がして嬉しかったです。
(自分の理想などについても、またnoteで書いてみたいですね)
とはいえ、まだ途上ですし、これがどう転ぶかはまだ分かりません。
コケるのも学びだとは思いますが、あまり手酷い怪我を負わないように、こっそり立ち回ることは必要でしょう。
どうなるか楽しみです。
といった話をしました。
「伴走」の中では、この出来事に対して、
・なぜその出来事が起きたのか。
・「お別れ会」以外で、こういうことは可能か。であれば、どんな場面か。
・どういう手立てをすれば、同じようなことが起こるか。
といった問いを投げていただき、考えを深めました。
自分だとどうしても一面しか見えていないため、外からの視点やそこから生じる疑問というのはとても貴重です。
具体から見えるものについても、しっかりと追っていく必要があるな、と改めて感じる時間でした。
②この2週間で考えたこと
この2週間は、noteに継続的に記録をし続け始めた2週間でもありました。
その中で、考えたことや自分の問いについて、改めて話をしました。
中でも、この2週間を通して頭を悩ませていたのが、「登校に積極的でない児童への対応の困難さ」です。
家庭環境や本人の特性もあってなかなか時間通りに行動できない児童に対して、教師として出来ることは何かについて、色々と考えました。
・学校に遅れてくる要因は何か。
・その阻害要因に対して、出来ることは何か。
・そうした児童が、居易い空間としての教室とは、どのような場所か。
・遅刻に対する自分のスタンスはどうか。
などなど、考えることは多いですね。
私自身、学校に来ることが全てでは無いとは思いつつ、一方で、代替手段を持てない中での次善の策として、登校を促す必要はあると考えています。
しかし、そこでの関わりがあまり属人的すぎると、次年度以降の支援が難しくなるのでは、とも考えます。
あげくは、そもそも学校に行く意味は?教師の負える責任とは?何をもって「良い」とする?というところまで…
なんてことをグルグルと考えて絡まっていました。💦
何だか堂々巡りだな、と感じていたところ、こうした考えをときほぐしていく時間となりました。
また、前提となる知識を獲得するため、書籍の紹介もしていただきました。
1人だと袋小路になってしまうので、ありがたいです。
③前回のアクションプランについて
前回のアクションプランは、
1. 朝の時間に運動習慣を紐づける
2. 来週の土曜日までに今回の伴走の記録をnoteに書く
3. 毎週土曜日に今週のリフレクションをnoteに書く
4. 今後のアクションプラン案をつくってみる
というものでした。
今まで書いていたnoteなども、このアクションプランに含まれているのですが、当初の予定と若干の違いはありつつ、概ね達成できました。
やはり、自分で完結するより、こうして具体的なプランとして掲げて見てもらう方が、完走率が高いですね。
特に、運動不足になりがちなので、運動の習慣がついたのは良かったです。
寝る前に事前に運動用セットを準備する、アラームで知らせる等、必要と思われる手だては打ちましたが、それでも、やってみると意外とすんなり受け入れられたので、自分でも驚いています。
書籍等を通して、運動のメリットが腹落ちしたことが、要因として挙げられるかもしれません。
この調子で、少しずつ良い習慣を取り入れていってルーティンを形成していきたいと思います。
④今日話したいこと
最近、ルーティンづくりを意識的にやっていることもあり、「何かオススメのルーティンってありますか?」みたいなところから入りました。
すると、「目的による」との回答が。
確かにすぎる…
でも、あまり意識していないポイントでした。
私が現在、ルーティンを形成する際の目的としていることは、「学びを最大化するために、情報処理能力を上げる」です。
やはり、まだまだベースが出来ていないので、時間を投資しやすいうちに、基礎的なスペックを底上げしたいと考えています。
最近の話で言うと、能動的に情報を獲りに行く意識を持つためのnoteというアウトプットであり、思考をクリアに保つための運動です。
その上で、更に良くする方法は無いかと考え、今回聞いてみました。
ところが、「ではそれは何のため?」という今回の問いに、思わず足が止まってしまいました。
振り返れば、そうしたより上位の問いに向き合うことが難しく、それ故にそこを考えることが出来なかったことが、今まで続かなかった要因でした。
まだ上手く答えは出せていないので、次回のアクションプランとして考えることにしました。
こうして立ち止まる機会を得られるのが、本当にありがたいです。
⑤次回までのアクションプラン
最後に、次回までのアクションプランを決めました。
今回は、
1. 朝、遅刻が目立つ児童に連絡を入れる。
2. 寝る前に次の日の予定を書きだす。
3. 自己超越目標を持つ。
4. 適職探しのワークを行う。
5. 理想のクラスの一日について考え、書き出す。
の5つを、次のアクションプランにしました。
良い習慣を維持しつつ、少しずつ新しい習慣を入れていくことで、持続的に変化していきたいと思っています。
朝は習慣付いてきたので、次にテコ入れするのは夜の時間ですね。
夜は自由に過ごしてしまうので、1つだけといっても割と難敵です💦
トライアンドエラー精神で行きたいです。
合わせて、次年度への準備も進めなくてはいけません。
今年度は、1年を過ごすのが精一杯で、細部への意識に欠けるところがありました。
一度、仕事や学級の全体像を描くことで、そこから逆算して春からすべきことをピックアップしていきたいと考えています。
…なかなかハードな時間になりそうです(笑)
まとめ
今週の「伴走」は、少し準備不足な面がありましたが、それでも粘り強く付き合っていただき、ある程度自分のすべきことの方向性は見えてきました。
今だからこそ出来る学びを、突き詰めていければと思います。
子どもたちにとっても、私にとっても…
そのために、色々と準備していきます。
一先ずは良い別れ、そして、良い出会いですね。
どうすればそれを実現できるか、考えていきます。
ではまた!