おうちVoLTE ver 0.1 2021.05.05
■背景
Open Mobile Network Infra Meetup #2という、ケータイ業界のインフラ屋さんのイベントで、yoshioinoue2020さんが5Gの基地局~コアNWまでを作ってたので、刺激を受けました。
■最終目標
音声通話(VoLTE)。
下図※1のピンクのコアネットワーク(IMS)と青のLTEネットワーク(EPC+RAN)を作って、端末同士で音声通話する。
※1 ドコモテクニカルジャーナル 「VoLTEの開発」より引用
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol22_2/vol22_2_003jp.pdf
■現状サマリ
LTEネットワーク(EPC:コアNW、RAN:基地局)のソフトを入れるための、OS(Ubuntu)をインストール。
Ubuntuからインターネットはつながった。
課題
①PC1上でRAN、PC2上にEPCをインストールしてみよう。
②WLS上のUbuntuからは、192が直接見えないと面倒なことになりそうな気がする。
③IMSを入れるPCはそもそもない。
④基地局と端末がない。
■作業メモ
1. オープンソースなRANとEPCの選定
下記を参考にして、srsLTEを使うことに決定。
第3回:プライベートLTE設備の構築 Yohei Motomura
Open Air Interfaceの機能の1つでPC上で基地局(eNB)と端末(UE)の動作を擬似(エミュレート)できるOAISIM(OpenAirInterface System Emulation)。
PC2台
EPC(コアNW):srsLTE
基地局・端末疑似(RAN):OAISIM
2. Linux(Ubuntu)をインストールしたPCを2台用意
2.1. Ubuntuのバージョンは、16, 18 or 20?
Ubuntuのバージョンで悩む。1章で参照したmotomuraさんの記事は、2019年の記事だからUbuntu 18を使ってるのだろうが、最新の20を使った方がいいのだろうか?
2.1.1. SRS LTEの推奨環境は?
2.1.1.1. read meには書いてなさそう。
* srsUE - a complete SDR 4G/5G UE application featuring all layers from PHY to IP
* srsENB - a complete SDR LTE eNodeB application
* srsEPC - a light-weight LTE core network implementation with MME, HSS and S/P-GW
* a highly modular set of common libraries for PHY, MAC, RLC, PDCP, RRC, NAS, S1AP and GW layers.
* LTE Release 10 aligned
Release 10って、SRVCCとかできないのでは?今Rel16とかだったような・・・
参考ドコモテクニカルジャーナル
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol21_2/vol21_2_006jp.pdf
2.1.1.2. srs RAN Instration Guide
https://docs.srsran.com/en/latest/general/source/1_installation.html
UEとENodeBとEPC全部カバーしている様子。
For example, on Ubuntu 18.04, one can install the required libraries with:
→使うUbuntuは、18.04にしよう。
疑似UEと疑似eNodeBのそれぞれにアンテナが必要な様子。
2.2. 1台目のLinux PC(Win 10と共存 WSL利用)。
WSL:Windows Subsystem for Linux 2:Windows 10を動かしながら、Ubuntuが動かせるらしい。
2.2.1 WSLの準備
2.2.1. WSLとUbuntu(コンソール版)をインストール。
Windows 10でLinuxを使う(WSL2)
https://qiita.com/whim0321/items/ed76b490daaec152dc69
2.2.2. Ubuntu desktopをインストール
コンソール版は苦手なので、Desk top=GUIもインストール。
・WSL2にUbuntu Desktop環境をインストールしてみた
https://astherier.com/blog/2020/08/install-ubuntu-desktop-on-wsl2/
https://astherier.com/blog/2020/08/run-gui-apps-on-wsl2/#install-vcxsrv
・Nanoエディタの使い方
http://dotnsf.blog.jp/archives/1066662653.html
よくわからなかったが、windowsでテキストをControl + Cでコピーして、VcSRV側のウィンドウを右クリしたらペーストできた。
VxXserを開いた状態で、Windowsのcmdエディタを使い
wsl
sudo service x11-common start && sudo service dbus start && gnome-shell --x11 -r
2.2.3. ip aの結果
172.21.96.120? 大丈夫かなぁ・・・